その後は、みんなは、やっぱり優しくて、
前のみんなで、心を開いて、楽しんでいた。
でも、やっぱりそれは続かなくて、余命宣告をされて今に至る。
私は、生きていていいのだろうか?
でも、優太にはみんなを突き放した理由とか、嘘のこととか、言ったけど、みんなを突き放した事に変わりはないからな…
どうしよう
とれやいず、優太に相談してみよ
LINEで
ねぇ優太
ん?どうしたあなた
私さ、みんなに嘘ついて突き放したじゃん
記憶喪失も嘘だし、勝手に突き放したから、どうしたらいいんだろ
あ〜その事か、それならきっとみんなあなたの事許してくれると思うよ?
なんで、分かるの?
私は、嘘もついたんだよ?
でも、実際俺にも話してくれたじゃん
そうだけど…
大丈夫だって!みんなあなたの事信じてるから!
うん!分かった!
みんなにしっかり謝ってみる!
うん
それでさ、悪いんだけど明日みんなを連れてきてくれるかな?
もちろん!じゃあ、また明日な!
うん!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の日
みんな、あなたが病院に来てくれだと
えっ?あなたが?
うん
じゃあ、行ってもいいんやな?
そうなったら、早く行こー!!
おー!
あなたの病室
じゃあ、入るよ?
コンコン
どうぞ
あっ、みんな
あなた、話があるの?
うん、話してもいい?
あなた、頑張ってボソッ
じゃあ、まず最初にみんな、ごめんなさい。
え?どうして?
私は、本当は記憶あるの。
記憶喪失じゃない。それは嘘。
じゃあ、あなたは、前の記憶あるの?
うん、全部覚えてる。
なーんだ、良かったー!
えっ?怒らないの?
怒るわけないじゃん!
あなたとの思い出があっただけでめっちゃ嬉しいよ!
でも、そしたらあの事故はなんだったんや?
あれは、本当の事故。
私だって夢の国楽しみにしてたもん。
マジか!でも、なんで楽しみにしてたのにそんな嘘ついたん?
なんか、もう、どうでもよくなっちゃったの、どうせ死ぬのに、私だけ楽しんでていいのかな?って
だったら私も楽しめないように、みんなを知らないふりして突き放せばいいんだって。
だから、記憶喪失って事にしてみんなを突き放したの。ごめんなさい。
そうだったんだ
でも、まだ話すことあるよな?あなた
う、うん
あのね私昨日、自殺しようとしたんだ。
えっ?!
はぁ?!
理由は、もう、みんなを突き放したし、私だけが生きてるのはダメだと思ったから。
あなた、頼むから自殺なんてしないで!
うん、もうしないよ。
それに、昨日は、優太が止めに入ってくれたから。
じゃなかったらきっと今頃私は、死んでたと思う。
でも、今はやっぱり生きてるといい事あるし、楽しいなって思っただから余命がつきるまでは精一杯生きるね!
だから、優太ありがとう。
本当にありがとう。
そんなことがあったんだね…
おじぃがスマホ忘れてて良かったー!
おじぃって言うな!!
まぁでも、今回は忘れてて良かったわ
話ってこれだけだよな?
うん、そう。みんな本当にごめんね。
もう、謝んないで?あなた大好きだよ!
心葉〜!!
あの〜いい所で申し訳ないんだけど、ちょっと質問してもいい?
いいよ?説明不十分だった?
いや、そうじゃなくて、あなたなんか隠してることない?
しかも、結構なこと
Σ(=ω=;)ギク
いや、ないけど
なんで?
いや、説明してる時に結構、生きてていいのかな?とか、私だけ楽しんでていいのかな?とか、言ってたから
(-ω-;)
あー、それ俺も気になってた、あなたなんか隠してるやろ?
さっきからΣ(=ω=;)ギクってなってるし
Σ(=ω=;)ギク
いや、そんなことはないと思うよ、気にしないで?
そんなことなくないよね?ほら言ってみて?
最後までしっかり聞くから。
説明下手かもしれない。それでも聞いてくれる?
もちろん、話してみ?
分かった。
みんな、私が1年間ぐらい引っ越してた時のこと覚えてる?
あー、あの時ね
そう。それで私は、新しい学校でとても仲良くなった友達がいたの。
名前は、唯奈。
唯奈は、時々顔色がすっごく悪くなって帰ってきたり、びちゃびちゃになって帰ってくることがあった。
それって…もしかして
そう、いじめられてた。
それには、私もきずいてたんだ。
そして、唯奈に私も聞いてみた、でも、唯奈は、言わなくて、私も唯奈の後を付けてみたんだ。
でも、唯奈の後をつける度見失って全然分からなかった。
そして、また帰ってくると、唯奈の顔は真っ青だった。
そして、唯奈を追いかけてた時にいつもと違う方向に行ったからまた追いかけたの。
そしたら、その時は何とか場所が分かって唯奈は、屋上にいたから私も、屋上まで行ったの。
そしたら、唯奈は、私に、ごめんねとか、ありがとうとか、大好きだよとか、を言って、
そこの屋上から、、飛び降りた。
っ…
そう、飛び降り自殺したの。
私は、分かってたのに助けれなかった。
唯奈の力になれなかった。
唯奈を自殺にまで追い込んでしまった。
私のせいで。
違う!それはあなたのせいじゃない!
私のせいなの。私は、分かってたのに…
あっ、ごめんね!こんな話して、一気に空気が重くなっちゃったね、換気しようか!
あなた、無理やり笑わなくてもいいんだよ?
本当は、辛いんだよね?
そんなことないよ?大丈夫だよ!
辛い時は、強がんないで泣いてもいいんだよ?
なんで、なんでそんな事言うの?
ダメ、泣いちゃうじゃん
泣いたらいいじゃん。辛いんだから。
じん…
おいで?(あなたに向かって手を広げる)
.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.
私は、じんの所へ行き全てを吐き出すかのように泣いた。
あなた、そんな事があったんだな
あなた、その後はどうしたの?
もしかして、まだなんかあるんじゃない?
なんで、心葉は、分かっちゃうのかな
うん、まだあるんだ。
その後私は、怒りと悲しみと、いろんな感情が入り乱れて、私じゃないように、唯奈をいじめた奴に、復讐をしようとした。
その時の私は本当に真っ黒だったと思う。
でも、その復讐は、早めに帰ることになったからすること無くこっちに戻ってきた
もしかしてだから戻ってきた、最初なんかめっちゃ冷たかったの?
マジで?冷たくなっちゃてたかぁ〜
って事で本当にごめんなさい。
いいよいいよ!
俺たちこそあなたがそんなこと抱えてたのに気づけなくてごめんな?
ううん、今聞いてくれて凄いスッキリした!
ありがと!
これからもなんかあったらすぐ相談ね?
そうそう、いつでも聞くからね!
ありがと!これからもよろしくお願いします!
お願いされます!
じゃあ今日はもう遅いし帰るねー!
ほんとだ、俺らも帰るか
バイバーイ!
またねー!
1人になって
唯奈、私は、復讐しなくて良かったのかもしれない
私、余命がつきるまで精一杯生きるから、それまで見守っててね!
私は、そう言って、泣いたから疲れたのかよく分からないけど、そのまま眠ってしまった。
今だに、いつ死ぬのか分からない恐怖と、
昔の事は忘れられないけど、私は楽しむ。
今はそれがきっと1番大切なんだと思う。
みんな、大好きだよ!
そして、唯奈も!!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!