第2話

第壱話:小さな光の出会い
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2022/10/27 14:31
いつも通り夜の道を探索していた

そしたら小さな光が少しづつ少しづつ増えてきた

僕はそこに行こうと走って行った

その小さな光はホタルだった

雅弥「綺麗…」

嗚呼なんて綺麗なんだろう

そうずっと思っていた

近くから声が聞こえた

貴志「綺麗だ…」

そう少し聞き覚えのある声がした

雅弥「誰…?」

冷たい声で問いかけた

そしたら

貴志「誰か居たのか…」
「って…朴野さん」
雅弥「なんで僕の名前を…」
貴志「だって同じクラスだし、隣の席じゃん」
雅弥「…そうだったんだ、ごめん僕人に興味無いから」
「名前教えてくれる?」
貴志「うん」
「俺は夏目貴志」
雅弥「朴野雅弥…」
ニャンコ先生「夏目!!何呑気に話してるだ!腹減ったぞ!!」
雅弥「猫が喋った…」
貴志「朴野さん聞こえるの?!」
雅弥「あっ…」
「まぁうん…てか、さん付けやめて」
貴志「なんで?」
雅弥「あまりさん付けとかで呼ばれるの慣れてないから…呼び捨てでいい、僕も呼び捨てで呼ぶし」
貴志「わかった、朴野」
雅弥「ありがと、夏目」
「それで、説明してもらえるかな?」
「その猫…多分妖だよね」
貴志「なんでわかったの?」
雅弥「僕、見えるよ…妖」
貴志「そうなの?!」
雅弥「うん」
貴志「俺も見えるんだ…小さい頃からずっと」
雅弥「そうだったんだ…僕も、物心が着く前からずっと見えてた」
貴志「そうか…」
雅弥「ねぇ、夏目」
貴志「なんだ?」
雅弥「仲良し帳ってわかる?」
貴志「仲良し帳…?」
雅弥「うん、亡くなった祖母の遺品なんだけどさ…それの一番最後のページに夏目って書いてあったの」
「それをふと思い出したよ」
貴志「それ見せてくれる?」
雅弥「いいよ」
ニャンコ先生「もしや、小娘」
雅弥「小娘はやめて」
ニャンコ先生「そうか、なら雅弥」
「もしや、お前、朴野紅葉の孫だろ」
雅弥「なんで…祖母の名前を…」
ニャンコ先生「その仲良し帳って物を聞いた事があるからな」
貴志「ニャンコ先生、それならレイコさんとその紅葉さんとの関係を知ってるのか?」
ニャンコ先生「まぁな、随分昔、レイコと紅葉はよく一緒に行動していた」
「レイコは人間嫌いだが、紅葉とは共通点があって仲良くなったのだ」
雅弥「それは妖が見える事…」
ニャンコ先生「その通りだ」
「今、夏目が持ってる友人帳と雅弥が持っている仲良し帳は似ている物だ」
貴志「それなら、その仲良し帳も妖の名前を取ってるって事?」
ニャンコ先生「まぁそうゆう事になるのだろう」
雅弥「名前を取る…て事は返せば、妖から追いかけられないって事…?」
貴志「まぁそうなると思う」
雅弥「それなら、その妖達に返さないと」
貴志「朴野、もう夜も遅いしやめとこう、帰らないと危ないぞ」
雅弥「まぁそれもそうだね…」
貴志「今日は帰ろう」
雅弥「わかった」


トコトコ

雅弥&貴志「ねぇ夏目/なぁ朴野」
貴志「先に言って」
雅弥「ありがと」
「あのさ、夏目」
「僕達、協力しない?」
「夏目は友人帳に書いてある妖に名前を返す、僕は仲良し帳の妖に名前を返す」
「条件は一緒なんだしさ、共同しない?」
貴志「同じ事考えてた…」
雅弥「それじゃ、決まりだね」
「今日からよろしく、夏目」
貴志「よろしく、朴野」

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