父の笑った顔は恐怖の塊と言っても
過言ではなかった。
ゾロさんはそういったと同時に
お父様の方へ向かっていき、お父様を斬った
…… はずだった。やはり父は斬れない。
傷が全くつかない。
どれだけ攻撃しようが父は水。
全てを体が水になり攻撃を無効化させている
計算外だった。
……いや、まずそもそも計算ってなんだ?
父と闘う予定なんて元々なかった。
心のどこかでは、倒そうとしていた?
分からない、
ルフィさんの仲間?だろうか、
鹿がこっちへよってきた。
でも信用できない。
ルフィさんの口から仲間と聞いていないから
唯一信用出来るのは、ルフィさんだけだよ
…… " ナカマ " ? 、知らないよ。
「 シャーハハハハ!!!! 」
「 アイツを手放す?
そんな勿体無いことするわけねぇ!! 」
メイドさんだって昔は、優しかった
今更、何を信じるっていうのよ…
私はそっと、ルフィさんから離れた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。