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第80話

満ち欠け


それからの毎日、学校に通ったり、カラオケに行ったり、ジミナがしたいことは全部した。
You
You
他にやりたいこと、ないの?



『あなたと星が見たい。2人でブランケット被って、星見ながらゆっくりしたい。』








そんなロマンチックな願いを満喫していて、ふと気になった。







もっとこう、外国に行きたいとか、お金欲しいとか。ないのかな。
ジミン
ジミン
ないかな……テヒョナとグガとあなたがほとんど叶えちゃうんだもん。なくなっちゃった笑
You
You
ジミナは欲がないねえ笑
ジミン
ジミン
あなたのしたいことも叶えるよ
You
You
私?私は……私は、



何がしたいか。










ジミナと何が出来る?















私は……私は、やっぱり、
You
You
一生ジミナの隣で生きていたい。
ジミン
ジミン
……っ
ジミン
ジミン
バカあなた……離れたくないよ……死にたくなくなるじゃん……
ジミナは私の手を握り、頭を肩に乗っけてきた。
ジミン
ジミン
泣いてばっか笑
You
You
泣かないでジミナ、泣かないで。明日の朝日だけ、見てようよ。一生一緒に、幸せな景色だけ見てよう。この星みたいに
ジミン
ジミン
……うん。あなたと、一緒に。花様年華だけ感じるよ。
You
You
……すんごい恥ずかしい事言ったね笑
ジミン
ジミン
うん笑






しばらく2人で星を見ていた。











何時間かジミナが喋らなかったから、もう寝たのかと思うと、







ジミナが口を開いた。
ジミン
ジミン
ねえあなた
You
You
……ん?
ジミン
ジミン
なんで月は欠けると思う?
You
You
……なんで欠けるの?
ジミン
ジミン
また満ちるからなんだよ。
You
You
……意味が、あるの?
ジミン
ジミン
欠けても、また満ちるんだ。どんなに悲しくても、どんなに辛くても、絶対絶対、いつか幸せになれるんだ。笑えるんだよ。
ジミン
ジミン
満ちたときは美しく、誰よりも輝いて。
ジミン
ジミン
僕は僕の魅力を持ってる。あなたはあなたの魅力を持ってる。それぞれに輝いて、お互いを見てるんだ。
ジミン
ジミン
対岸にいても、お互いを見てるんだよ。
You
You
……
ジミン
ジミン
……戻ろっか。






ジミナが言った言葉。











詩のようで、綺麗な言葉だった。














欠けても、また満ちる。









満ちたときは、誰よりも輝いて。

















対岸にいても、お互いを見てる。

















宝物のように、私の中で輝いていた。



























その日、ジミナは救急車に乗った。























夢で、ジミナは泣いていた。苦しそうに、辛そうに。





ジミナは今欠けているのだと思った。