第4話

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2019/08/08 00:47
昨日あったことを莉子に話すと 


いいじゃん、


と、言ってくれた。


割りと莉子もはっきり言ってくれるから褒めてくれると嬉しい。
横田 莉子
いつ、面接行くの?
あなた

今日電話かけるつもり!

横田 莉子
ほほん、いい出だしでいつもと変わらない出だし。
ちょっと怖いなぁ。
あなた

ま!大丈夫大丈夫!

多少は心配してる部分もありますが


受かると信じてきた今まで。
やっぱ、怖い。
今日は授業数は2コマ。


終えて帰るのが1時。
今日の帰りも4人で。


時間があるから、近くのカフェへ寄り道だ。
亜嵐、アイスティー。


隼、コーヒー。


莉子、ジンジャーエール。


私、野菜ジュース。
「   かんぱ ~ い   」
カチン、と音を立てるコップ。
白濱亜嵐
あ、そうだ、あなた!
バイトいっぱい調べてきたよ!
あなた

あ、ごめん、もう大丈夫!

白濱亜嵐
え?
あなた

ごめん。

小森隼
どんまい、亜嵐くん。
白濱亜嵐
昨日徹夜した時間返せよ ~ 。
あなた

時間は返せないですよ。

横田 莉子
ははっ、確かに。
白濱亜嵐
わぁ、もういいや。
これ処分してね。
大量に出された紙。


たっくさん調べてくれたんだなぁ。


もしもの場合取っておくのも悪くない。


オシャレな店が多い。


亜嵐、そういうの似合うよ。
居酒屋なんか調べないよなぁ、なんて思いながら


めくってたら
あなた

あ、ここ…

白濱亜嵐
え?
あなた

ここだよ!私の言ってた店。

偶然だってみんな驚いてて


詳細を見ると

" アルバイト募集中 "

" 高校生でも、大歓迎! "

" まかない付き "

もう、私の条件に当てはまりすぎて
カフェを退散して即電話をかけた。
prrrrrrrrrr…
わぁ…緊張するなぁ…
居酒屋の店員さん
はい、居酒屋、太陽です。
あなた

あっ…その、私、バイトしたいです

居酒屋の店員さん
了解です、書類など
今週までに用意して
こちらまで持ってこれますか?
あなた

は、はい!

居酒屋の店員さん
その時、面接行いたいのでよろしくお願いします。
あなた

わかりました!

よしっ…よしっ…


電話を終えて、カフェの中に入った。
白濱亜嵐
お、どうだった?
あなた

今週中に面接と書類…

横田 莉子
ん?面接と書類?
面接だけじゃないの?
あなた

今週中に書類必要ってこと?

横田 莉子
あ、なるほど。
小森隼
よかったね、あなた。
あなた

うん!やっと、働け…

横田 莉子
油断禁物だよ。あなたちゃん。
あなた

は…はい…

そうだ、私は他の人とは違う。


油断しちゃ、ダメ。
てか、面接で今まで落とされてる気がする


練習しなきゃね。
あなた

亜嵐、面接官して?

白濱亜嵐
え?俺?
あなた

うん

白濱亜嵐
了解。
それから、珍しく真面目な亜嵐の面接練習が始まった。

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