誤解されたままじゃ嫌なんだけど。
誤解なのかな?
本音だと思う。
わたしたちは、
上手くいってない。
別の大学に通うわたしたちは、
すれ違うことも
多い。
お互いにバイトをしていたら
余計に時間を合わせるのは難しくなる。
わたしは、高校生の頃、
親に甘えて
バイトした事なんてなかったから、
社会勉強も兼ねて始めた
バイト。
働く事の大変さ、大切さ、
そして楽しさを知った。
友だちといると、
話を合わせるために
本音じゃないことを
いうことは
誰だってあるだろ。
タカムラくんは、
わたしのバイト先の居酒屋とは知らずに、
大学の友だちと、
偶然、やってきたのだ。
そして、、
わたしが聞きたくないような話を
これもまた偶然
わたしは聞いてしまった。
わたしは
タカムラくんしか
知らない。
だって、初めての彼氏だもん。
それどころか。。
初めての好きな人だよ、、
うん。
それをあんな風に言われてちゃ、、、。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!