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2020/12/12

第9話

日記
6月1日
今日から日記をつけようと思う。
今日、昔からの夢が叶った。無限の空間を作ることが出来た。ここに入れば死ぬことはないし、この電車は永遠に走ることが出来る。そうだ。無限を願う人にこの電車が来るようにしよう。そうと決まれば…あ、そうだ。あの子の調整もしなくちゃ。色々とすることがあるから今日はこの辺りで。
6月9日
あの子が目覚めた。なんと嬉しいことだろう。あの子はここでも外でも無限に生きられるようにした。みんなこうだったらいいのに。いいや、欲張るのは良くない。この子が目覚めただけで充分だ。
6月18日
ざっと10日も日記を書いていなかった。こういう所は昔から言われていた。堪忍堪忍、だな。特に書くこともないし、ヒトマルも安定しているし、いつも通りの日だ。あ、ヒトマルって言うのはミズユがつけてくれた。なかなかいいネーミングセンスしてると私は思ってる。
7月7日
特に書くこともないがすることも無いので書いてみる。ウラクロがよく私に話しかけてくる。でも、誰とも話したくない時は話しかけてこないし暇な時は話しかけてくれてイライラしない程度の会話の長さで話してくれる。心でも読めているのだろうか。
日記がウラクロのことで埋まってしまった…
8月10日
あの子に試練を与えてみよう。今までの記憶も消して。この無限をどうやって止めるか、やってみようか。あの子にもっと人間味を持たせてみたいのだ。ミズユに頼んで少しずつ元のあの子に戻るようにしてもらうようにしよう。
さようなら、ヒトマル。
9月16日
ミズユが死んだ。次は私の番か。ヒトマルは外でも安全なように私を軽々と倒せる力を持たせているからな。私はすぐ殺されてしまうだろう。自分がしたことで死ぬなんて自殺のようなものだな。あの子がこれを読んでいる頃にはもう死んでいるだろう。ヒトマルに殺されるなら本望だ。
いつか、幸せな時間を。
別の世界でもいいから、みんなで…
仮面の中で悪魔は_