Satomi side.
今日からとある女の子がここに住むことになりました
どうもさとみです
…彼女じゃないよ?
いとこなんだけど
親がまあ色々あって
心の傷はそう簡単には治らないと思うから
少しでも楽しい時間を作ってあげたいなと思った
ピーンポーン
あ、来た。
…ピーンポーン
…ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピーンポーン
新手の嫌がらせかよ。w
ちらっと横を見ると気まずそうに立っているあなたちゃんがいた
あ、気づいた
…明らかに無理してるな
あんなことがあって笑ってられるなんて。
なんかるぅとくんみたいだな…
ん…?
…やべえ。
あいつらにあなたちゃん住むの言ってなかった…
失敗したぁぁぁぁ
バレたら…うわ…。
ピーンポーン
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俺らは…?
僕たちも早く出してよ!
…僕たち吹き出しじゃなくなってません?
前回は吹き出しだったやんけ!
気持ち悪いよ。
うざ。
あとで覚えてろよさとみ。
さーとーみーくーん?
(¬_¬ )
おつぷり!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。