────────ファントムハイヴ帝────
『ほう、ここが..........』
坊「ここが僕の屋敷だ」
坊「今からお前を使用人に合わせる、心の準備とやらを今の内にしておくんだな」
『心の準備か.....そんなものは我には必要無いさ』
坊「そうか...」
セ「坊ちゃん..........」
坊「セバスチャン、ほかのものたちを呼んでこい」
セ「御意」
そのままセバスチャンは奥の方へ消えていった
何分か後
セ「あなた様、こちらが使用人の」
メ「メイドの、め、メイリンですだ!」
バ「料理人のバルドロイだ!」
セ「(あなたはいつも焦がすだけでしょうが!)」
フ「庭師のフィニアンだよ!よろしくね!」
タ「ホッホッホ」
セ「...こちらがタナカさんです」
セ「メイリン、バルド、フィニ、こちらが...今日から使用人になる」
『あなたじゃ、よろしくな!』
バ「おうおう!おじょーちゃん元気がいいねぇ」
フ「仲良くしてくださいね!」
メ「仲間が増えただよ!」
『賑やかじゃな...』
まるで......いや、過去のことは思い出さないのじゃあなたよ..........
坊「あなたお前は明日から仕事だ今日は部屋を綺麗にするなりなんなりしろ」
『分かったぞ』
坊「...普通は敬語使うだろう...まぁ、いいか」
『何じゃいちいちうるさいのぉ』
坊「」
セ「あなたさん...流石にそれは」
『はいはい、分かりましたよー敬語にすればいいんでしょう』
セ「はぁ」
坊「まぁいい。セバスチャンこいつを案内してやれ」
セ「御意。さて、あなた達は仕事に戻りなさい!」
3人「「「あいあいさ〜!」」」
3人は急いでかけていった
セ「あなたさん、こちらに────」
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セ「最後にここが図書室です調べ物等はここでおなこなってください。なにか質問は?」
『...』
セ「あなたさん?」
『ハッ!すまぬすまぬ!質問はないぞ!』
セ「そうですかでは..........」
セ「あ、最後に一つだけ...あまり自分を偽らない方が身のためかと..........」
『!そうか、頭の隅に置いておく』
セ「改善する気ないんですね...まぁ、なんでもいいですけど...ね」
『では、またあとでじゃ!今はここにいて本を読み漁るとしよう』
セ「そうですか。では」
『あぁ、また後でな』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。