司会人｢さぁさぁ！始まりましたそ！今回の目玉商品は見ての通りこの黒布を被せられた檻！お貴族様達の好みである娘！｣


その瞬間黒い布が物凄い勢いで外された

貴族共｢｢おぉ！これはいい商品だ！｣｣



司会人｢そうでしょうそうでしょう！こいつは1人分以上の価値があること間違いなし！｣


司会人｢しかもこの商品をお買い上げ頂ければバラ売りするも良し性処理に使うもよし！お客様のお好きなように使う事ができます！｣



『（何じゃ我わに人権はないのか）』
それもそうかと思いつつ適当に聞き流すことにした

司会人｢それでは値段をきめていきましょう！｣


司会人｢ん〜そうだなぁ...｣

我わをにやにやしながら見てくるとか悪趣味じゃないか

司会人｢今回は特別に商品に決めて頂こう！｣


司会人｢いくらがいいかぃ？｣



『2000ギニーじゃ。』



貴族共｢はぁ？！いきなりそんなに高くは！｣

貴族共がなんか言ったがそれをさえぎって言おうぞ

『我わ自分で言うけど有能だと思うぞ？雑用も楽々にできるし御奉仕とやらもできるからな！ハッ！お主らには分からぬか』

貴族共｢はぁ？！そんなにいい商品ならもっと先に言ってくれよ！｣


そんな声が聞こえたと同時に

貴族｢2500ギニー！｣
             ｢3000ギニー！｣
などの声が聞こえてきた
なるほどどんどん楽しくなってきたじゃないか！

司会人｢今のところ3000ギニーが上限か?!そろそろ決まるかなぁ！｣



???｢10000ギニー｣



司会人｢ｯｯなっ！｣


貴族｢?!?!?!｣



???｢そいつ10000で買わせてもらう｣



司会人｢...！おっ、驚きました..........では！落札！！！！10000ギニー！！｣

『ほぅ、なかなかよい値ではないか(ｸｸ』


『よかろう気に入ったぞあのガキ』


そのガキとやらはどんと10000ギニーを置いて我わを連れていった

???｢おまえ、名は？｣

『あなた...』


???｢そうかいい名前だな｣


??????｢私もそう思います｣

『おぅ、ありがとう』

『そなたらの名前はなんじゃ？』

シ｢僕はシエル・ファントムハイヴだ｣


シ｢この僕の執事はセバスチャンだ｣


セ｢初めましてジアナ様。これからよろしくお願い致します｣

シ｢いまからお前は僕の屋敷に行く他の使用人達に会わせる...いいな？｣


『よいだろう』