第7話

6話
1,036
2018/12/03 11:45
○○…あなたさん
A…結愛

すると、鍵を開ける音がして、ドアが空いた。
ガラガラっ
??「え、まさか誰かいるの?」(ちょっと震え気味)
(えっ…ほんとに誰…??でも助かる可能性があるなら先生かもしれないし一か八か声出してみるか)
○○「はい!います!助けてください!」
懐中電灯でドアの方を照らすと、なんと、シルク先生だった。
○○「シルク先生!?」
シルク先生「えっ!?○○!?どうしたのこんなとこで?」
○○「いや、あ、あの( இ﹏இ )」
今までの不安な気持ちなどが一気に込み上げてきた。
シルク先生「!?」
○○「と、閉じ込められたんですっ…( இ﹏இ )」
シルク先生「えっ?だ、誰に?」
○○「そっ、それはっ…( இ﹏இ )」
シルク先生「む、無理に言わなくてもいいよ」
○○「ヒック( இ﹏இ )」
シルク先生「もう、5時半だよ…?とりあえず、ちょっとおいで」
○○「すみません…( இ﹏இ )シルク先生は何しに来たんですか?」
シルク先生「あ〜、今日部活offだからちょっと旧校舎の理科室に探検しにきた」
○○「じ、自由ですね…笑」
シルク先生「まーね笑」
シルク先生「立てる?」
と、先生が手を差し伸べてくれた。
○○「はいっ」
シルク先生「(´∀`)」
○○「もう、一生ここから出られないんじゃないかって思いました…」
シルク先生「ちょっとこれは酷いね…多分俺来てなかったら今日は家に帰れなかったかも…」
○○「((((;゚Д゚))))」
シルク先生「安心して、俺が側にいるから」
○○「すみません…なんか迷惑かけてばっかで」
シルク先生「いやいや、何言ってんの!?悪いのはどう考えても○○じゃなくて閉じ込めたやつなんだから。そんな気にしなくていいよ👍」
○○「(´;ω;`)」
シルク先生「落ち着いたら、話聞かせてね。1人でなんでも背負わないで」
○○「はい😂」
外に出ると、雨が降っていた。
シルク先生「あっ、雨降ってる…傘ないのに」
すると、シルク先生が上着を脱いで、頭にがぶせてくれた。
シルク先生「風邪ひかれると困るから」
○○「えっ、でもシルク先生が濡れるじゃないですか」
シルク先生「いいのいいの。」
○○「で、でも…」
シルク先生「いいから!ほら行くよ!」
○○「すみません、ありがとうございますっ!」
シルク先生「いぇ(´ー`*)(*´ー`)いぇ(*⌒▽⌒*)」
と言うと、先生は手を取って校舎まで走って連れてってくれた。
○○「先生、めっちゃ濡れてるじゃないですか!風邪ひいちゃう…」
シルク先生「大丈夫大丈夫。俺風邪ひきにくいから!」
○○「そう…ですか?」
シルク先生「うん。そんなに気使わなくていいよ!○○は優しいなぁ」
○○「いやいやっ、そんなことないです!あ、あと閉じ込められたことはナイショにしといてもらってもいいですか…?」
シルク先生「えっ、どうして?」
○○「できればあんまり親や先生を心配させたくないし、ことを大きくしたくないので…」
(まぁ女子Aにシルク先生に助けてもらったってこと知られたくないってのもあるんだけど…)
シルク先生「うーん、そっか…なら、相談乗らせて?」
○○「えっ?」
シルク先生「ナイショにするならそれが条件!」
○○「え〜っ、でも…」
シルク先生「なぁに?文句ある笑?」
○○「ずるいですよ!」
シルク先生「笑笑」
○○「(◦`꒳´◦)ᵎᵎ」
(そんなこと言われたらドキドキするじゃん!もう…(///_///))
シルク先生「まぁ、今日は帰りな。詳しいことは明日聞かせてね。」
○○「はいっ」
シルク先生「あっ、荷物とらないとだよね。教室までついて行くよ。何組だっけ?」
○○「えっ、え〜っと2組です」
シルク先生「りょーかい!」
○○「笑」
(あっ、どうしよう、女子Aがいたら…見つかりたくないなぁ…この時を一生過ごしていたい…)
シルク先生「そもそも○○がいなくてなんで誰も探さなかったんだろ…」
○○「確かに…まぁ私そもそも好かれてる方じゃないですし…多分嫌われてるって感じでもないと思いますが…」
シルク先生「いやいや、絶対好かれてるでしょ〜笑笑。○○って優しいしすごい接しやすい」
○○「えっ、そんなことないですよ!そもそもそこまで友達もいないですし…」
(やばい、超嬉しい!)
シルク先生「えっ、マジで?!以外〜」
○○「ヾノ・ω・`)イヤイヤイヤ」

教室に着いた。
シルク先生「笑笑。あれっ?教室電気ついてる」
○○「ほんとだ…」
ガラガラガラっ
A「○○!!!」
Aが私の名前を呼んだのと同時に、そこに女子Aがいることにも気が付いた。
A「○○!よかった無事で…もう、ほんとに心配したんだかんね?!」
○○「ご、ごめん。ただ、普通にしんどかったからちょっと保健室行ったりしてて。」
女子A「!?」
A「あっ、シルク先生!?」
シルク先生「うん?」
A「えっ、なんで?」
○○「あ、先生は、なんかどっかで倒れちゃってたみたいで…それで助けてくれたの」
A「ほんとに!?先生、助けてくれてほんとにありがとうございます!」
○○「それいうの私だよ笑」
シルク先生「いや、助けるって言えるほどのことしてないし…」
○○「いえ!私の命の恩人です!ありがとうございます!」
シルク先生「いぇ(´ー`*)(*´ー`)いぇ」
シルク先生「それにしてもすごいね、すぐ嘘思いつくなんて」(小声)
○○「いえ、言い訳一応色々考えてたんです笑。てか地味にディスってません?」(小声)
シルク先生「いやいや、そんなことないよ笑笑(^ω^;);););)」(小声)
○○「笑笑」(小声)
A「ちょっとぉー、そこいちゃつかないでもらってもいいですかぁ?」
○○「えっ、ちょっ、違うって!(((^^;)」
A「もー、なーんだ、あの時女子Aが呼び出してたから女子Aがなんかしたのかと思った」
○○「えっ、ちっ、違うよ。女子Aちゃんはそんなことする子じゃないじゃん」
A「そ、そう?ごめん、疑ったりして…」
女子A「いや…別にいいよ…ちょっと、用事があるから帰るね!」
A「あっ、うん。バイバイ」
女子A「うん…」
そうして、女子Aは帰っていった。
A「ねぇ、○○。ほんとに女子Aじゃないの?」
○○「違うよ、ほんとに。」
A「嘘ついてたら怒るかんね」
シルク先生「まぁまぁ。○○が違うって言ってるんだから違うんでしょ〜」
A「し、シルク先生…」
(ナイス助け舟!ほんとにありがとうございますっ)
○○「ありがとうございます」(小声)
シルク先生「(*⌒▽⌒*)」
A「わ、分かった」
シルク先生「じゃ、俺お邪魔だから、職員室戻るね。」
○○「しっ、シルク先生!」
シルク先生「ん?どした?」
○○「ほんとにありがとうございました!」
シルク先生「いいのいいの。じゃあね〜」
○○「はいっ!」
シルク先生が去っていった。
A「シルク先生と何があったの…?」
○○「え?別に何もないけど…」
A「ウソつけー」
○○「嘘ちゃうわ笑笑」
A「笑笑。あ、カバン、あるよ。」
はい。と言って、Aが私の荷物を渡してくれた。
○○「ありがと!心配かけてごめんね。」
A「いいよ。友達が困った時は助け合うってのがもっとーだから」
○○「ほんと虹好きだね笑」
A「まーね笑笑」
帰る用意をして、教室を出た。
そこには、だほちゃんがいた。
だほちゃん「あっ、○○、いた!」
A「だほちゃん!探してくれてありがとうございます!見つかりました」
だほちゃん「どこにいたの?」
A「えーっと、なんかしんどかったらしくてどっかで倒れちゃってたのをシルク先生が助けてくれたらしいです。」
だほちゃん「え、それびょういn…」
私を見て何かに気づいたのか、途中で言うのをやめてくれた。
だほちゃん「(´ρ`*)コホン。そうなんだ。無事でよかった。」
A「はいっ!」
○○「すみません、ありがとうございます」(小声)
だほちゃん「何かあったんならなんでも相談してくれてもいいからね?」(小声)
○○「はい!ありがとうございます😂」(小声)
だほちゃん「いぇ(´ー`*)(*´ー`)いぇ」(小声)
だほちゃん「気を付けて帰るんだよ〜。」
○○、A「ヾ(^▽^*))) ハーイ!さようなら〜」
だほちゃん「さようなら〜」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(略)

翌日。
シルク先生「あっ、○○!おはよ〜」
○○「あっ、シルク先生!おはようございます(*⌒▽⌒*)」
(シルク先生から話しかけてくれたの初めてだ〜(゚д゚〃)キュンッ゚)
シルク先生「ちょっと、いいかな?σ(・д・*)コッチコッチ」
シルク先生があまり人気の無いところに私を連れていった。
○○「な、なんですか?(。・_・?)」
シルク先生「あれから、何もなかった?」
○○「あっ、はい!特にないです」
シルク先生「そっか。それならよかった。またされたら言ってね!ほんとにムカつくから」
○○「えっ?は、はい」
(あれ、もしかして心配してれた?………え、やばい、嬉しい( இ﹏இ ))
シルク先生「えっ、どうした?俺泣かせるような事した!?」
○○「い、いえ、違います…こんなに私のこと心配してくれてるのがすごい嬉しくて…」
シルク先生「そ、そう笑?」
○○「はい…ってそれで泣くのもまぁなんですが…」
シルク先生「ううん、人に心配されたらきっと嬉しいよ。誰でも。」
○○「そう…ですかね?」
シルク先生「(´ー`*)ウンウン」
○○「でも多分先生がいなかったらここにいないですからね…ずっとあそこに閉じ込められたままで、誰にも見つけてもらえずに死んでしまっていたと思います。ほんとにありがとうございます!感謝してもほんとに感謝しきれないです…」
シルク先生「いいよいいよ。てかあれはほんとにたまたまなんだし。あっ、もう15分だ!ごめんね、呼び出しちゃって。」
○○「いえ、全然大丈夫です!ありがとうございます。では╰(*´︶`*)♡」
シルク先生「うん╰(*´︶`*)♡」
○○「(。・ω・)ノ゙」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(略)


〜休み時間〜
教室にてのこと。
A「○○、ほんとに大丈夫?」
○○「もう大丈夫!昨日はたまたまだっただけだって」
A「そう?それならいいけど…」
女子A「○○、ちょっと、いい?」
○○「えっ?あっ、うん…」
(また、なにかされないよね?でもここで断るとAが怪しむ…)
A「私もついてっちゃ、ダメ?」
女子A「えーっと、それは…」
A「ごめん、信じれないってわけじゃないけど、一応…」
○○「じゃあさ、離れたとこから見とくだけってのは?」
A「うーん、まぁそれならいいよ」
こうして、女子Aに連れられ教室の端へと移動した。
女子A「○○、なんでちくらなかったの?」
○○「えっ、いやだって、嫌われたくないでしょ?」
女子A「そうだけど…」
○○「まぁ別にいいんじゃん?うん。」
女子A「ごめん、ひどいことして…なんかただの八つ当たりだったよね…」
○○「いいよ、別に。嫉妬なんてみんなするし…」
(正直今回のでシルク先生と仲良くなれたから全然いいんだけどね笑笑)
女子A「そう…?ほんとにごめんね」
○○「うんっ!」
((´Д`)ハァ…何言われるのかと思ったわ笑めっちゃ怖かった…)
A「あっ、もうすぐチャイムなるよ」
○○「あっ、うん😊」
女子A「m(´・ω・`)m ゴメン」
○○「ヾノ・ω・`)」
こうして、事件は解決したのだった…(そもそも事件なんかな?)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(略)

それから数日後…
シルク先生「おっ、○○〜。ちょっとこれ運ぶの手伝ってくれる?」
○○「いいですよ〜」
このように、シルク先生から声をかけてもらうことが多くなった。
ある日、先生が足に包帯を巻いていた。
○○「えっ、先生大丈夫ですか!?」
シルク先生「あ〜、大丈夫大丈夫笑。ちょっと、ね笑笑」
○○「そうなんですね。無理しないでくださいね」
シルク先生「うん笑。まぁたいしたことないから笑」
○○「でも先生、それじゃバスケ出来ないじゃないですか…」
シルク先生「え、心配してくれるとこそこ!?笑笑」
○○「笑笑」
シルク先生「まぁバスケはいいよ。とりま監督として叫んどく( ・∀・)v」
○○「そうなんですか。次は喉やばくなるかもですね笑」
シルク先生「大丈夫、叫ぶのは慣れてるから笑」
○○「あー、確かによく叫んでますよね笑。××走れー!とか笑」
シルク先生「めっちゃよく見てるね笑。確かに言ってるわ笑。」
○○「先生が叫んでるのなんか面白くて笑笑」
シルク先生「人が怒鳴ってるのに面白いとかあんの!?笑」
○○「笑笑。なんかジワるんです笑」
シルク先生「そっかー。多分言われてる方はウザイとでも思ってるんだろうけどね笑」
○○「まぁ、反抗期ですもんね。でも、いい先生だと思いますよ」
シルク先生「そ、そう?」
(先生満更でもなさそう笑。かわいい笑笑)
○○「はい笑。嫌われることを恐れずにちゃんと言えて、尊敬します」
シルク先生「(;-ω-)ウーン、今まで普通だと思ってたんだけどな〜笑」
○○「普通じゃないですよ笑。授業中男子がうるさくしてても注意しない先生だっていますもん。まぁ、名前は出しませんが…」
シルク先生「えっ、うっそぉ」
○○「あっ、学校の先生じゃないです!塾の先生です!学校にはそんな先生いませんから」
シルク先生「それならよかった。まぁ、よくはないか笑」
○○「笑」
シルク先生「待って、さっきからやたらと俺を褒めてない?あ、もしや、成績をあげてもらおうとゴマすりにきたなぁ〜笑笑」
○○「えー、違いますよ〜笑」
シルク先生「まぁそうだよな笑。俺の知る限り、まぁ理科しかしらないんだけど、成績あげてもらわなくても全然大丈夫なレベルだからね笑」
○○「えっ、そうなんですか?よかったー笑。てことは、私5ですか?」
シルク先生「いやぁ、そこは守秘義務が…笑」
○○「えー笑。でもだいぶ言いましたけどね笑」
シルク先生「まーね笑」
○○「あっ、すみませんつい長話を…立ってるのきついですよね…」
シルク先生「いいのいいの、楽しいし」
○○「そう、ですか?」
すると、後ろから私を呼ぶ声が聞こえてきた。
A「○○〜!」
○○「はーい、何ー?」
A「あれっ、シルク先生足大丈夫ですか!?」
シルク先生「あ、うん。大丈夫。」
○○「笑。みんなそれ聞きますね笑」
シルク先生「だね。ほんとにたいしたことないのに」
A「そうなんですか?でもまぁお大事に〜」
シルク先生「はーい笑」
○○「A、んで、なぁに?」
A「あっ、忘れてた笑。ざかさんに○○呼んできてって言われたから。」
○○「えっ、なんだろ」
A「多分、ダンスのテストのことだと思う。休んでたでしょ?」
○○「(๑¯∀¯๑)ア-ネ。りょーかい。シルク先生バイバイ(。・ω・)ノ゙」
シルク先生「(。・ω・)ノ゙」
Aに連れられ、体育館にやって来た。
ざかさん「あっ、○○!」
○○「はいっ!なんでしょう?」
ざかさん「前のダンスのテスト休んでたでしょ?だから、出来たら今日やろうかな〜って思って。」○○「はい!りょーかいです!」
ざかさん「体操服持ってる?」
○○「はい!教室に置いてます」
ざかさん「じゃーさ、ちょっと着替えてきて〜」
○○「オケです(๑•̀ㅁ•́๑)✧!A行こー」
A「(o・ω・))-ω-))うん」
ざかさん「あっ、出来れば早めに!この後男バスが使うから」
○○「ヾ(^▽^*))) ハーイ」
(男バスが使うならシルク先生もいるかも…あ、でも足怪我してるもんな〜…)
教室の鍵を取りに職員室に行くと、そこでシルク先生と前に私を睨んできた3年生が話していた。
すると、こちらに気付いたのか先生が話しかけてくれた。
シルク先生「あれっ、○○、もう終わったの笑?」
○○「いえ、体操服に着替えないとなので…」
案の定、またあの3年生が睨んできた。
(こっわ〜笑。もう動じないから。たかが年が1個上なだけなんだし)
シルク先生「そうなんだ〜。頑張れ〜٩( 'ω' )و」
○○「はい!頑張ってきます笑。では(。・ω・)ノ゙」
シルク先生「うん!(。・ω・)ノ゙」
と言い、鍵を取って教室へと向かった。
A「いつの間にあんなに仲良くなったの?」
○○「えっ、うーん、なんか話してたらいつのまにか。」
(あの日の事は言えない笑)
A「そうなんだ!よかったね(*⌒▽⌒*)」
○○「うん」
A「あの3年か…」
○○「うん、怖いでしょ!?」
A「うん。あれはないわー」
○○「ほんとに1人だったからめっちゃ怖かったんだかんね?」
A「ああやって睨まれた時に隣に私いて安心した?笑」
○○「そりゃまぁ…笑笑」
A「○○、大丈夫だ。安心しな。その時さ、シルク先生3年が睨んでたのに多分気付いたと思うよ。」
○○「えっ?」
A「だって、3年が睨んでて、話終わった後3年の方(シルク先生が)見たんだけど、まだ睨んでたから。んで、先生が見てるって3年が気付いて、睨むのやめてた。だから、気付いてるよ」
○○「そうなの?」
A「うん。あの人、もう睨んでくることはないんじゃない?まぁそれと同時にシルク先生からもちょっとあれだなって思われてると思うし笑笑。良かったじゃん笑」
○○「まぁちょっとざまぁって思うけど笑笑」
A「笑笑。○○怒ったらめちゃくちゃ怖いもんね笑」
○○「いやいや、そんなことないよ笑笑」
A「ついでに口悪くなる笑」
○○「これが私の普通だからね」
A「嘘笑笑。正直、あんま口には出してないけどあの人の事心の中でボロクソ言ってたんじゃないの笑笑?」
○○「うん笑笑、まぁねー」
A「怖いねー。○○を敵にまわしたらやばそうだ」
○○「そもそも私語彙力ないので」
A「嘘つけー笑笑」
○○「笑笑」
そうこうして、着替えて体育館に戻ると、男バスが練習していた。
ざかさん「遅いわ!笑」
○○「あっ、すみません笑笑。これが私の速度なんです。」
ざかさん「地味に意味わからん笑。しょうがない、じゃあ舞台空いてるし舞台の上でやろうか。」○○「えっ、いやでも男バスの人いるじゃないですか!」
ざかさん「でもじゃねーわ笑。そもそももっと早く着替えてきてくれれば男バスが来る前に出来たのに。誰のせいだと思ってる笑?」
○○「すみません笑笑。じゃあせいぜい頑張らせてもらいまーす。」
ざかさん「はーい笑」
と、体育館にシルク先生が入ってきた。
(うそでしょ?見られたくないんですけど!絶対!)
ざかさん「じゃあ、曲流すから、練習の時通りに踊ってね」
○○「は、はい…」
するとそこに、シルク先生がやって来た。
シルク先生「ザカオ先生、何やってるの?」
ざかさん「あぁ、ダンスのテスト。」
シルク先生「あー、なんか○○がやるとかなんとか聞いたわ。ザカオ先生ダンス上手いもんね」
ざかさん「いやぁ、そんなこと、まぁあるかもしれないけど笑」
シルク先生「笑笑」
○○「あれ、ざかさん、やらないんですか?」
ざかさん「あ〜笑、ごめんごめん、忘れてた笑笑」
○○「嘘でしょ笑」
ざかさん「笑」
ざかさん「じゃあ、はじめるね。」
音楽が流れる。
(よし、最後はここでターンして終わりだよね。)
と、そこでターンしようとしたら、足をグネってコケてしまった。
ばんっ…
ざかさん「大丈夫!?」
シルク先生「えっ!?○○!?大丈夫?」
○○「ああっ、はい、なんとか、まぁ…」
シルク先生「立てる?」
○○「あっ、はい」
立とうとしてるのに、なんか力が入らない。
(なんで…?)
シルク先生「無理しなくてもいいよ。ほら、肩捕まりな。」
○○「えっ、いや、でも、そんな…(///_///)」
シルク先生「いいから、」
○○「す、すみません」
ざかさん「俺の方にも捕まりな。片方だけじゃ不安定でしょ」
○○「えっ、あっ、はい」
(っ…(///_///)シルク先生とめっちゃ密着してるんですけど!キュン死しそうなんですけど!マジでやばい(*/ω\*)キャー!シルク先生もざかさんもイケメンすぎる…あぁ、神様、この世に私も産まれさせてくれてありがとうございますっ!)
こうして、先生達が保健室まで運んでくれた。
○○「あっ、そういえばシルク先生、足っ!」
シルク先生「あぁ、大丈夫大丈夫。特に支障はないはずだから。あと、先生は生徒最優先なんだから。」
○○「でも…」
シルク先生「ほんとに○○は優しいよね笑。自分が怪我したっていうのに人の怪我心配するなんて笑笑」
○○「先生だってそうじゃないですか笑」(小声)
シルク先生「えっ?」
○○「あっ、いや、なんでもないです」
シルク先生「じゃあ俺はちょっと戻るわ。ごめんな。」
○○「いやいやいやいや、そんなそんな!ほんとにありがとうございました!」
シルク先生「いいよいいよ。お大事に😌💗🍀」
○○「はいっ」
ざかさん「シルク先生、ほんとにありがとね!」
シルク先生「ヾノ≧∀≦)イエイエ!」
そう言って、シルク先生は体育館へと戻った。
ざかさん「○○、大丈夫なんですかね?」
保健室の先生「うーん、ねんざっぽいですね。」
ざかさん「もー、○○、あそこは気を付けてって言ったじゃんー」
○○「いや〜、早く終わらせたいと思ってたらつい…」
ざかさん「何?男バスに見られたくなかったの?」
○○「えっ、あ、いや…」
ざかさん「あぁ、シルク先生かぁ〜(·∀·)ニヤニヤ」
○○「ち、違いますよ!!!」
ざかさん「あ、そう?(๑¯ω¯๑)」
保健室の先生「じゃあ取り敢えず、包帯は巻いてあげるから帰ったら保護者の方に整形外科のほうで見てもらってね。ここで見るのも限度があるから。」
○○「はーい (・ω・)ノ*。.・°*」
ガラガラガラっ
A「○○!大丈夫!?」
○○「えっ、あー、うん、大丈夫!」
A「ダンステスト長いなぁと思って図書館行って本読んでたんだけど、あまりにも遅いから体育館見に行ったらいなくて、それでシルク先生が保健室にいるって言ってたからっ、走ってきたんだけど…(゜ロ゜)ハァ…ハァ」
A「も~、せめて一言言ってからどっか行ってよ笑」
○○「ごめんごめん」
ざかさん「あっ、A、○○と家同じ方向?」
A「いえ、真反対です。」
ざかさん「そうか、」
保健室の先生「とにかく、早めに帰りなさい。遅くなると(病院が)しまっちゃうから。」
○○「あっ、はい。」
ざかさん「歩ける?」
○○「はい、なんとか。さっき全然足に力が入らなかったんですよね…」
ざかさん「無理はしないでね。肩貸すから。」
○○「はい。ありがとうございます(人´ω`)♡」
ざかさん「じゃあ取り敢えず帰らせます。」
保健室の先生「はい。気を付けてね!」
○○「はい」
A「あっ、○○私も肩貸すよ。」
○○「ありがとう」
ガラガラガラっ
外を見ると、雨が降っていた。
○○「あっ、雨降ってる…傘持ってないのに…」
A「えーっ、私も持ってない!」
ざかさん「うーん…歩いてでも家まで送ろうと思ったんだけど、傘さすと片手ふさがって荷物が持てなくなっちゃうからなぁ…」
○○「いいですよ!ひとりで帰れますから。」
ざかさん「いやいや、さすがに荷物もあるしひとりで帰るのは無理でしょ。でも俺電車通勤だし車持ってないんだよなぁ。」
職員室前で困っていると、シルク先生が現れた。
シルク先生「あっ、○○!大丈夫?」
○○「あ、はいっ!」
A「○○がひとりで帰るのは無理なんですけど、でも雨降ってるし、傘さすと片手ふさがって荷物持てなくなっちゃうしでどうしようかな〜と。」
シルク先生「ああ、じゃあ俺が○○家まで送ろうか?」
○○「えっ?」
A「お手数掛けますがよろしくお願いします」
○○「えっ、いやいやいやいや、そんな、悪いです」
シルク先生「○○ほんとに遠慮しすぎだって。Aみたいに遠慮しなくてもいいんだよ?こういう時とかは。」
A「あれっ、それどういうことですか?笑」
シルク先生「Aは遠慮しなさすぎだけどね笑笑」
○○「確かに…笑笑」
A「おい!笑」
ざかさん「ほんとに、いいの?」
シルク先生「あ、うん。バスケの練習終わったし、そろそろ帰ろうかな〜って思ってたから。」
ざかさん「あ、そうなんだ。ほんとに助かる!ありがと〜」
シルク先生「いいよいいよ。じゃあ、荷物まとめてくるからちょっと待ってて〜」
○○「はい」
A「(●´ω`●)ヨカッタネ♪」
ざかさん「(●´ω`●)ヨカッタネ♪」
○○「2人揃ってなんなんですか笑」
ざかさん「σ( ̄^ ̄)?」
A「ざかさんの意味と私の意味は違うでしょ。多分。笑」
○○「ああ、そっか。」
A「てかさ、ずっと○○の荷物持ってたんだけど重くない笑?」
○○「え、そう?」
A「まさか置き勉してないとかはないよね?」
○○「全部もってかえってるけど…」
A「えっ?マジで言ってる?偉いね笑笑」
ざかさん「おいおい笑。持って帰るのは普通だからなー笑」
A「いやいや、結構置き勉してる人多いですよ!というか置き勉してない人なんて数人しかいませんから!」
ざかさん「マジか笑笑」
○○「笑笑」
シルク先生「お待たせ〜!」
○○「あっ、はい!」
シルク先生「行こっか。Aも○○の荷物持ってついてきてー」
A「はーい」
○○「ごめん、」
A「いいよいいよ。だからさ、さっきもシルク先生が言ってたけど遠慮しすぎだって!友達同士なんだから先生に対してちょっとは遠慮するのはわかるけど友達なんだからもっと頼ってくれてもいいよ?」
○○「うん、、」
シルク先生「Aは少しは○○を見習えよ笑笑」
A「私だって遠慮する時はします!」
シルク先生「しなきゃいけないときに出来てないんだよ笑」
A「えーっ、そんな事言われてもぉー笑笑」
○○「確かに、ちょっとKYなとこはあるよね笑」
シルク先生「○○が認めた笑笑」
A「○○まで!?笑笑」
○○「笑笑」
先生の車のところまで着くと、私の荷物やらなんやらを乗せた。
シルク先生「乗って〜」
○○「あっ、はい」
後部座席に乗ろうとすると、シルク先生が止めた。
シルク先生「あっ、助手席の方がいいかも。後部座席に俺の荷物乗せるから。」
○○「えっ、あっ、はいっ」
(先生の隣!?緊張しすぎて胸が破裂しそう…助手席はやばいよ!笑笑)
A「○○、バイバイ!」
ざかさん「気を付けてなー。シルク先生、ほんっとにありがと!」
シルク先生「あはは笑笑。いいっていいって。バイバーい」
○○「A、荷物運んでくれてありがと!ざかさん、肩貸してくれてありがとうございます!」
ざかさん「いいのいいの。」
A「うん!気を付けてね〜!」
○○「うん!」
シルク先生「じゃあ出発しまーす」


ーーーーーーーーー
またまた中途半端なとこで終わってしまいすみません…
現実ではシルク車運転出来ませんけどね…笑笑
なんかここら辺フィクション多すぎる気が笑

前回からどんだけ経ってんだって感じですが、また次回も見てくださると嬉しいです笑


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