第4話

4話
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2018/10/24 14:01
あなた「お、結愛勉強熱心だね〜」
結愛「笑笑。あなたは数学得意だもんね〜。」
あなた「いやいや、そんなことないて。」
結愛「てかあなたは理科1番勉強してるよね」
あなた「どちらかというと理科しかまだ勉強してない笑」
結愛「うっそ〜!やばくない?それは笑」
あなた「大丈夫、ちゃんと他の教科もするから。」
マサイ先生「コホン。(咳払い)」
結愛「あっ、すみません、話が弾んじゃって笑笑」
マサイ先生「うん笑。あなたは数学点数高いからね。授業中たまに寝てるくせに笑」
あなた「いや〜、なんかマサイ先生の声聞くと眠くなっちゃうんですよね…」
結愛「あ〜、私数学勉強しなくても出来ますアピールですかぁ?笑」
あなた「笑笑」
マサイ先生「ちょっとは数学も勉強しろよ?一次関数はややこしいからほんとに話聞いてないとわかんないよ?」
あなた「一次関数は私も苦手です。眠くなかったらちゃんと聞きます」
マサイ先生「眠くなかったら、ってなんなんだよ笑。ちゃんと、聞けよ?」
あなた「(*゚∀゚)/~~ ハ~イ」
結愛「笑笑」
あなた「あれ、そういえばAもういいの?」
結愛「うん、丁度終わったとこで、ちょっと雑談してたとこ〜」
あなた「お邪魔してすみませ〜ん」
マサイ先生「いいよ笑。あなたは何しに来たの?」
あなた「あ、教室に忘れ物したんで教室の鍵取りに来ましたー」
マサイ先生「あ〜、ならとってきてやるよ」
あなた「ありがとうごさいま〜す。さすがマサイ先生、やることがいちいちかっこいいですねー(棒)」マサイ先生「言っとくけど、ごますっても意味無いからな笑」
あなた「分かってます笑笑」

マサイ先生が鍵をとってくれた。
あなた「あ、ありがとうございまーす」
マサイ先生「はーい」
結愛「笑」

結愛はまだマサイ先生と喋りたそうだったから、1人で教室へ向かった。
教室へ行きノートを取って出ようとすると、向かい側の校舎が見えた。3年生の教室、いうと、シルク先生のクラスの教室が見えた。最初からいた、面白い3年生はいなかったが、あの3年女子がいた。
(私のこと思いっきりにらんでたくせにシルク先生の前じゃめっちゃにこにこしてる…何あれマジでムカつく( ˘•ω•˘ ))
これ以上見ていたらイライラして爆発しちゃいそうだったから、その場を離れた。
教室の鍵を閉め、その後職員室へ行って鍵を結愛とマサイ先生に邪魔にならないようにささっとはけて、1人になりたかったので図書室に行った。(図書室は司書の先生が今休みでいないし、生徒もいないから、私のお気に入りです😍)
図書室で本を選んで読んでいたら、なんか本を読む気にもなれず、涙が出てきた。
(なんで涙が出てくるんだろ…もう……辛い…)

すると、後ろからンダホ先生(通称だほちゃん)が声をかけてくれた。
だほちゃん「あれ、あなたじゃん、どうしたの?」
あなた「えっ…あっ、だほちゃん…(´;ω;`)ちょっと…まぁ…」
だほちゃん「何があったかはわかんないし、無理に話してもらう必要はないけど、辛かったら、誰かに相談しなよ?」
あなた「はいっ…(´;ω;`)」
(だほちゃん優しい…でも相談なんてできないよ…なんか辛い…シルク先生の事なんて言えないし…)
だほちゃん「僕は邪魔だね。思う存分泣いたらいいよ、気が晴れるまで。無理しないでね」
あなた「はい…ありがどうございまず😭😭」
(声やばいな…)

と言ってだほちゃんが図書室から出ていった。
(色んな人に迷惑かけてる…ほんとにごめんなさい…でもシルク先生が好きなのは変わらないよ。あんな3年女子に負けるかよ。シルク先生、あの人じゃなくて私を見て…)

しばらくして、少し気が晴れたからもう帰ろうと思ったら、結愛が図書室の前にいた。
あなた「あ、結愛いたんだ」
結愛「いたよ」
あなた「笑笑。てかなんでここが分かったの?」
結愛「だっていつも1人になりたいと思った時ここに来てるでしょ笑?」
あなた「まーね。じゃなんで中に入ってこなかったの笑」
結愛「いや……だって…だほちゃんが今は会議してるから入らないでって。でも、ここで待ってたらあなた来るんじゃないかなぁーって思ってたから。」
あなた「そっか…」
(だほちゃん、私の事を思って入らないでって言ったの?…優しすぎるよ…)
結愛「だほちゃん、かっこいいじゃん笑」
あなた「え!?ま、まぁ、そうだね」
結愛「笑笑。好きになっちゃった?」
あなた「いやっ、私は…」
結愛「あ〜、そうだったね!シルク先生だったねぇ〜!」
あなた「おい笑!」
結愛「あれ、違うの?」
あなた「違わない…けど笑」
結愛「笑笑」
あなた「あのさ…」
結愛「なーに?」
あなた「今日、シルク先生のとこに行ったのは知ってるよね」
結愛「うん。」
あなた「それで行って、帰ろうとした時に先生、[3年女子]の人に教えてたから声かけてありがとうございましたって言って帰ろうと思ったんだけど、それでなんか声掛けた瞬間シルク先生が私の方見てくれたのと同時に[3年女子]がすごいにらんできて…˚‧º·(。>⌓<。)‧º·˚」
結愛「……そっか。年上の人ににらまれるのは怖いよね…」
あなた「うん…」
結愛「話してくれてありがと。実は、だほちゃんが会議って言ってたって言うのは嘘なんだよ」
あなた「えっ?」
結愛「会議じゃなくて、あなたに何かあったっぽいから、話聞いてあげて。僕には話せない事っぽいし。って言われたんだよね」
あなた「だほちゃん…」
結愛「だから、そんなに話しにくいことなのかなって思って、あなたが話してくれるのを待ってたの」
あなた「…」
結愛「そんなの、もし私があなたの立場だったら泣くじゃすまないよ!おそらくムカついて暴力というものに手をだしちゃうかも笑」
あなた「笑笑。それはやばいよ笑。警察沙汰だ笑」
結愛「笑笑」
あなた「結愛、ありがと(*^^*)」
結愛「あんたが笑ってくんなかったらこっちまで元気出ないんだからしっかりしてよ?」
あなた「りょーかいでーす(*`・ω・)ゞ」
とかなんとか色々話しながら帰っていると、Aの家に着いた。
結愛「バイバ〜イ」
あなた「うん!バイバイ!またね」
結愛「うん、また明日!」
と言って結愛と別れ、1人で歩いていると、だほちゃんが家の近くのコンビニから出てきた。
あなた「だほちゃんっ!」
だほちゃん「あなた、元気になった?(*⌒▽⌒*)」
あなた「はいっ!ほんとにありがとうございます」
だほちゃん「あなたを笑顔にさせたのは僕じゃなくて結愛でしょ。結愛に感謝してあげて😁」
あなた「結愛にはほんとに感謝してます。自慢の友達です(*^^*)でも、だほちゃんが結愛に言ってくれましたよね、話聞いてあげてって。」
だほちゃん「結愛が言ってたの?なんか恥ずいな〜笑笑」
あなた「いえ、むしろかっこいいと思います!尊敬します☺」
だほちゃん「まぁ、何がなんでもあなたが笑ってくれてよかったよ。まぁ今テスト前だし、国語も頑張ってね笑」
あなた「あっ、はい」
(ごめんなさい、国語まだ勉強してないです笑)
だほちゃん「国語まだ一切勉強してないでしょ?」
あなた「えっ😅」
だほちゃん「理科しかしてないでしょ?」
あなた「あ〜…笑笑」
だほちゃん「やっぱり〜笑笑」
あなた「すみません( ̄▽ ̄;)」
だほちゃん「いいよ、あなた頑張ってるもん。理科きっといい点取れるよ」
あなた「ありがとうございます(*^^*)理科苦手だから、2年生だしもっと勉強して頑張らないとな〜って思ってて…」
だほちゃん「そっか〜…まぁ僕も理科苦手だったからな〜笑」
あなた「えっ、そうなんですか!?」
だほちゃん「うん笑。人には得意不得意あるからね〜」
あなた「ですよね。私得意なの数学と体育しかなくて…」
だほちゃん「あなたの場合、理科は出来た方がいいかもね〜」
あなた「なんでですか?」
だほちゃん「理科出来たら、理数科のある高校に行くことが出来るし」
あなた「あ〜…体育は出来ても意味無いですか?」
だほちゃん「意味無いって訳ではないけど、部活、何入ってるっけ?」
あなた「あ、バドです」
だほちゃん「あ〜、そっか。表彰されてたね、そういえば。」
あなた「覚えてるんですか!?笑」
だほちゃん「いや〜、しょっちゅういるじゃん、あそこ。強いんだね!」
あなた「いや、そんなことはないです。コーチいわく、うちの市はそもそもレベル低いって言ってたので…」
だほちゃん「そうなんだ。でもまぁ僕は野球しか出来ないし…凄いじゃん」
あなた「いやいや…野球難しくないですか?空振りめっちゃしちゃうんですけど…笑」
だほちゃん「うーん、最初は確かにめっちゃ下手くそだったけど、練習頑張ったり素振りとか頑張ってたらレギュラーになれたよ〜」
あなた「だほちゃん先生も最初から上手いってわけじゃないんですね」
だほちゃん「そりゃ、みんなそうだと思うよ〜。才能のある人もいるとは思うけど、努力が実を結ぶって言うじゃん」
あなた「そうですよね〜。なんか勉強全然できないんです…」
だほちゃん「そうなの?うーん、いつもどういう感じの勉強してるの?」
あなた「大体、ノートを見たりしてまとめたり、塾とか先生がくれたりした問題解いたりしてます」だほちゃん「それは、そのやり方が自分に合ってないだけかもしれないな〜」
あなた「そうなんですか?」
だほちゃん「うん。勉強は自分に合う、合わないがあるらしいよ」
あなた「そうなんですね。色んな勉強法調べてやってみようかな〜」
だほちゃん「いいと思うよ〜。でもほどほどにね!勉強法調べるのに時間かかっちゃってテス勉に時間使えなくなっちゃうと意味無いから…笑笑」
あなた「そうですね笑」
だほちゃん「あっ、話長くなっちゃったね笑。めっちゃ喋っちゃった笑」
あなた「あ、ほんとだ笑。」
だほちゃん「じゃあ、勉強頑張ってね〜!国語も笑」
あなた「はい笑」
だほちゃん「じゃ!(・ω・)/ 」
あなた「((*゚Д゚)ゞ ハイ!」

(だほちゃんにはなんかなんでも話せる…普通に先生として好きだな〜。シルク先生と仲いいのかな?なんかよく喋ってるし…さすがにこれは相談できないけど…)

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長いですかね…?
吹き出し使ってなくて読みにくいとも思いますが、是非また読んで頂けると幸いです(❁´ω`❁)

現実にだったらいいのに笑

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