第22話

じゅうきゅう
156
2020/12/06 07:27
あのあとの私はどうやって家に帰ったのかも覚えてなくて

































ただ学校を休んで駿佑の傍にいた
























『(どうか目を覚ましますように…)』











そんなことにしか出来ない自分の無力さに涙が出てきた



















ガラガラ













遥菜「あなた…連絡くらい返してよ」















『ごめん…スマホ見てなかった』













遥菜「友達だからいう。親友だからいう。」















『え?何…?』












遥菜「しっかりしてあなた!!あなたまでこんなに弱ってたら道枝が心配するでしょ?」










『でも…でも…』











遥菜「辛いのは痛いほどわかるよ。だって私があなたの立場だったら無理だもん」















遥菜「だけどね…私は笑顔のあなたでいてほしいの…」












ぜんぜん前を向けない私に遥菜は怒ってくれた













そして一緒に泣いてくれた

















『遥菜、ほんとに心配かけてごめんズズズ』











遥菜「ちょっとしっかり者あなたなんだからしっかりしてよねズズズ」












『うん、ほんとありがとう、、』







































〜病室の前〜













謙杜「早くみっちー目覚ませよ…」













「遥菜も辛かったよな…俺も辛いし…」
















謙杜「でも1番辛いのはあなただから俺たちで支えないと…」














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