私たちが出会ったのは中学2年生のときだった
同じクラスになったのがきっかけだった
私はずっと駿佑が好きだった
あるときの席替えで隣の席になった
そうしたら...
駿佑「あなたちゃんだよね??
よろしく!!俺、道枝駿佑」
『よろしくね!』
この会話を境に私たちはどんどん仲良くなっていった
ある日、駿佑が突然LINEで
駿佑「なぁ何にやけてるん??」
『えっ!いまもしかしてにやけてた?』
駿佑「めっちゃにやけてたで笑
一体なにみてたん??」
『えっとね〜駿佑と私が付き合ったときのLINEふりかえってみてたの!』
駿佑「あ〜だからそんなに、にやけてたんや
な笑」
『そんなに、にやけてた?』
駿佑「おん笑なんかマヌケみたいな顔しとっ
たで笑」
『ひどい〜!笑』
駿佑「俺ずっとお前の顔みてたいわ〜」
『えっ駿佑もしかしていまデレた??
やった!!駿佑がデレた!!遥菜みた?』
遥菜「みたみた笑珍しいな〜あの駿佑がデレるのなんて」
駿佑「ふたりして俺をなんやと思っとるや笑」
『だってだって駿佑がデレるのなんて久しぶりすぎて嬉しいんだもん』
駿佑がハグをして
駿佑「じゃあ今日はデートでも行くか!」
『えっ!やった〜!!』
遥菜「謙杜〜助けてくれ笑このふたり手に負えないわ〜笑」
謙杜「そんなの最初から分かってることでしょ〜笑」
遥菜「ふたりのデートでも付いていこうかな〜」
謙杜「いいね〜笑そうしよ〜笑」
『え〜まあいっか!!4人で行こ〜!駿佑いいよね?』
駿佑「そうするか笑」
俺はこの幸せが崩れないことずっとずっと願っている。
ずっとずっとあなたのそばにいたいから
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!