第22話

始まり(深海少女)
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2021/11/14 00:09
みなさんはご存知ですか?
深い海の底にひとつの王国があることを
???
ふ グス
おや、今回の主人公じゃありませんか。一体何があったのでしょうか
ふふ。それではお楽しみください
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いつからでしょうか。僕は抗うことをやめ、いつの間にかそのまま仕方ないと受け入れていました。
暗い蛸壺の中、僕は1人魔法の勉強をしてた。
タコの人魚の僕は、みんなと違って、早く泳げる尾びれも綺麗なテノールの響く声も、何も無かった
グズ ノロマ 泣き虫
散々な言われようだ
諦めてからは、僕は魔法の勉強に打ち込んだ
だから、いくら何を言われようと、寧ろそれが力になった
かの海の魔女のようになって、あいつらを見返してやりたい。
そう思っていたから
そんなこと気にすることもなかった
そんな時、1人いや、2人の長い影が僕を包んだ
それが、あのウツボ共との出会いだった
あいつらは本当に呑気だった
ほら、来た
フロイド
フロイド
ねえねえ、タコちゃん、今日はなにしてんの?
ジェイド
ジェイド
おや、また増えていますね。あれからまた?
アズール
アズール
だったらなんだよ
フロイド
フロイド
タコちゃんすごいね。オレ絶対途中で飽きる
ジェイド
ジェイド
ふふ。フロイドなら有り得そうですね
アズール
アズール
……お前らに関係ないだろ!さっさと出てけ
フロイド
フロイド
ねえ、それみして?いいでしょ
ジェイド
ジェイド
僕も気になっていました。あなたの勉強する魔法・錬金術は素晴らしいですから
アズール
アズール
見たら出てけよ?
2人
はい/はーい
アズール
アズール
ほら。まだ途中なんだから、早く返して
ジェイド
ジェイド
ええ
なんなんだ。これは
ずっと暖かい。海の底なんだから、こう感じるのはおかしいはずなのに
あいつらといると、いつも暖かい。
いなくなると寒く感じる
ほら、あんな思いをしたくないから。また冷めた態度をとる
僕の準備ができるまで、最低限にしていたい
だけど






















でも
                                  ー知りたいー
裏の主人
裏の主人
はい。てなわけで、深海少女はアズールの過去編みたいな感じっすね
裏の主人
裏の主人
まあでも、ここの解釈は人によるか
裏の主人
裏の主人
いかないでがあるからねぇ
裏の主人
裏の主人
それじゃ、ばいちゃ♪
こいつは今電車内なので書いています。これから面接のやつがすることじゃねぇ

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