樹「テッテレー!!!!」
とびっきりの笑顔で叫ぶ樹
その隣で女性用ウィッグを外し
起き上がる葵
「ドッキリ大成功!!」
ベッドの上で2人はハイタッチを交わし
ニコニコとメンバーを見た
大我「まじで放送事故かと思った。ほんとお蔵入りだって思った。」
優吾「いや、マジでそれ。めくった瞬間見ちゃいけないもん見たと思った」
安堵するメンバーをケラケラ笑いながら
ベッドの上で見守る2人
「あれ、北斗は?」
慎太郎「北斗鍵かかってんの」
ジェシ「入れない!」
樹「マジかよ」
と樹の笑い声が響く
大我「いや笑えないよほんと!ほんとびっくりしたんだから」
「きょもごめんね」
大我「うん、いいよ」
仲直りのハグをした所で
慎太郎が
慎太郎「ちょっと1回整理させて?あなた達なんで起きてんの?」
とつっこむ
樹「多分俺と葵君たちよりはやく起きてるから」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。