第7話

なな
15,883
2019/03/10 20:19
樹の大きな声で

みんながすっ飛んできた


優吾「お前痛くないって!」


北斗「嘘ついてたんだろ」


さっき心配してくれた2人が主に怒ってる


「火傷のことかと・・・」


優吾「俺は痛いところない?って聞いた」


「・・・・・・ごめん」


流石に大男たちから見下ろされたら

もう何も出来ない


「でも、ちょっと手首が痛いだけだから」


大我「ちょっとじゃなかったじゃん」


「きょも」


大我「俺が手首掴んだら痛いって言ったじゃん」


「きょもってば!もう俺は大丈夫だってば!」


大我「俺は心配なの!冷蔵庫は使ってないし、なんならキッチン自体全く使ってないから!」


樹「お前ら2人とも落ち着け」


カッとなり

だんだん大きくなる声に

冷静な声がバツンと2人を切った


樹「葵、お前ちょっと食わなさすぎ。」


北斗「お前少食にも程がある」


ジェシ「ねぇ、おつまみ買ってきたら?なんなら今俺行ってくるよ?」


優吾「じゃあ頼むわ」


ジェシ「きょも、いくぞー」


ジェシーが気を利かせてきょもと外に出た

それをきっかけに

北斗の機嫌が悪くなる


北斗「ねぇ、なんでお前はそんな嘘ばっかつくの?」


ズキッと心が痛んだ

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