辺りが騒然とする。
凛花さんって期待させて裏切るとこあるよなぁ…。。
私も凛花さんの秘密とか知りたかった…💦
まぁ、いつか聞けたらいっか!
そんなことを考えていたら、凛花さんが口を開いた。
皆が時計を見た。
今の時間は、8時30分だった。
皆はコクリと頷いた。
そして、凛花さんに食器の片付け方などを教えてもらい、各自自分の部屋へ戻った。
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私は部屋に入ったら、もう一度"人狼"と書いてあるカードを見た。
私、人を殺すのか…
"絶対生き残る"って決意はしたものの、やはり人を殺すのは怖い。
私、ちゃんと出来るかな…
すごく不安だった。
そんなことを考えていると、急にテレビがついた。
"こんばんは!美晴ちゃんは、人狼かぁ、人を殺すのは大変だと思うけど頑張ってね!で、早速今日から人を殺してもらうよ!あ、一人じゃなくて相方さんとね!相方さんと待ち合わせしてから殺すんだよ!夜1時にパソコンルームの前に来て!"
えっ……
今日から私…人を殺すの!?
改めてそう思うと、急に恐怖心に襲われた。
怖い怖い怖い怖い怖い……
でも、やるしかないんだよね…
嫌だなぁ。。。
あーもう考えれば考えるほど嫌になってきた…っ
私はとりあえずシャワーを浴びることにした。
ガチャっ
シャワールームは、意外と広く、設備も充実していた。
私はシャワーを浴びながら、今後のことについて考えた。
とりあえず頭の中整理しなきゃね…
☆分かっていること
・命懸けの人狼ゲームをする
・私は人狼
・人狼は、夜1〜3時の間に村人を1人殺す
・人狼は、自分の正体を隠す
・学校を少し変えてこの会場にしている
・家庭科室では料理が食べられる
☆今後やることリスト
・1時にコンピューター室に行く
・相方と顔を合わせる
・今後の作戦会議をする
・3時までに人を殺す
よし、OK。
私はシャワーを浴び終わったら、クマができて人狼じゃないかと疑われないように少しの間睡眠をとろうと思い、ベッドへ横たわった。
おやすみなさい______
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。