第47話

潤と散歩2
310
2018/10/20 15:19
公園に着いた。

公園には小さい子供達が遊んでいた。
松潤
懐かしいなぁ〜😊
みずき
そうだね!
いつの間にか、来なくなってたね。
あんなに遊んでたのにね!
潤は、ベンチに座って、その隣には車椅子に乗ったみずきがいる。
みずき
ね!潤?
松潤
なんだ?
みずき
本当に、これで良かったの?
学校まで辞めて…
潤は、みずきの前に行った。

松潤
みずき…俺は、これで良かったと思ってる。俺が、こうしたいって思ったから、学校辞めたんだし!それに俺、勉強苦手だから!わからない授業を受けたるより、みずきと居る方が良い。
みずき
でも…
松潤
これで良いんだよ。
みずきは気にすんな!
前に言っただろ!ずっと一緒に居るって…
みずき
潤…ありがとう😊
でも私、脳腫瘍だよ。いくら手術したって言っても、どうなるかわからないんだよ。今だって、車椅子じゃないと動けないし、髪の毛だって…それに死んじゃうかもしれないんだよ。
松潤
俺な、みずきが入院した時に思ったんだよ。俺達は、いつも4人でいた。
みずきが居ないだけで、何か心に穴が開いたみたいだった。そう思ったのは俺だけじゃない。大貴も、のんのんも同じだ。みずきが居ないだけで、こんなにも…って思うくらいだった。だから、俺達は4人揃ってないと!
みずき
潤…
そうだね。私達は、いつも4人一緒だったもんね。誰1人として、居なくなったら駄目なんだよね?
ごめんね。
私、頑張るから!ちゃんとそばに居て
松潤
もちろん😊
そろそろ帰るぞ。
疲れただろ?
みずき
ちょっと…
潤、帰ろう!
2人は、家路につく。

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