「なんか、形に残るもの買いたいね〜」
長尾「プリクラは??」
「いいじゃん!」
道枝「そうしよっか!」
______________________________
「これでいっか。」
スタスタ
ナンニイチ
カシャ
「撮れた撮れた!デコろ!」
長尾「あなた、上手いね!」
「友達とよく撮ってたからね〜笑」
道枝「あなたちゃん、目デカっ!」
「駿佑くんもですぅー!」
「よし!出来た!」
______________________________
「可愛いね〜!」
長尾「プリクラそんなに撮ったこと無かったけど、面白い笑」
道枝「だなっ!」
長尾「ちょっとさぁー、トイレ行ってきていい?」
「あっ。いいよー、私待っとくね」
道枝「じゃ、俺も」
長尾「ちょ、駿佑来て」ボソッ
スタスタ
道枝「なんだよ。」
長尾「俺、あなたの事好きだから。」
道枝「はっ?」
長尾「だから、好き。って言ってるじゃん」
道枝「け、けど、」
長尾「油断してると取っちゃうから?」
道枝「だ、ダメっ!。それは絶対に。
けど俺ら、付き合ってる//から、」
長尾「カップルに見えないしぃ〜。
じゃトイレ行ってくるから」
道枝「お、おう。」
______________________________
道枝「ごめん。あなたちゃん!1人で待たせて」
「大丈夫!」
「あとさっ、呼び捨てでいいよ?名前…」
道枝「う、うん。俺も呼び捨てでええで、」
「うん…」
??「あっ。あの」
「はい?」
ファン「あなたちゃんですよね??」
「そ、そうです!」
道枝「俺、邪魔かな…笑」
ファン「道枝くんですか?」
道枝「あっ。はい」
ファン「握手いいですか?二人とも」
「いいですよー☺️」
ファン「二人で来てるんですね!」
「い、いや!違います!」
ファン「そうなんですか〜。二人とも美男美女でお似合いですよ笑。
これからも頑張ってください!」
道枝「ありがとうございます!」
「ありがとね〜。」
「バレちゃったね笑一応変装してるツモリダッタンダケド」
道枝「だね、」
長尾「ごめん〜。お待たせ!( もう帰る?」
「うん!そうする!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!