第26話

奇病
447
2020/02/09 14:57
花を摘んでもらったあとあんまり体調が良くなかったから、部屋に戻った。


そういえば、遺書、とか書かなきゃな、
今まで避けてきた『死』への気持ち。
えいちゃんも支えてくれてるし、
今なら書けるかもしれない。
書いた方がいいとは自分でも思っていた。
よし、書こう。





コンコン
エイジ
あなた?
エイジ
体調どう?
エイジ
...あなた?
エイジ
開けるよ?
ガチャ
エイジ
あぁ、なんだ、寝てるだけか。
エイジ
よかった。
エイジ
あなた〜、ベットで寝ないと風邪ひくよ?
エイジ
...あれ誰かに手紙書こうとしてたのか
エイジ
『えいちゃんへ。』
俺...?
エイジ
なんも書いてないけど‪w
あなた

ん、...

エイジ
あれ、起きた?
あなた

ん、えいちゃん...?

エイジ
そうだよ?何書こうとしてたの?
あなた

あっ、ううん、なんでもない!

エイジ
嘘でしょ?
あなた

ほんとになんでもないの!‪
ただ手紙書こうかなーって思って考えてたら、眠くなって寝てた‪w

エイジ
‪w‪w
エイジ
何書こうとしてたの?‪w
あなた

いや〜感謝でも書こうかなって‪w

エイジ
ほーん
あなた

何ほーんって‪w

エイジ
んふ、ご飯できてるよ
あなた

食べる!!

エイジ
すぐお花に栄養取られちゃうからね
こまめに食べなきゃ
あなた

そうだね

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