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どうしてこんな 恥ずかしいことが言えるんだろうか 。
ご主人様 こそ そんなセリフ… 言わないで 。
心臓が バクバク してるから 。
ナムジャ 「 あ 。キムさん 」
またご主人様が 話し始める 。
またナムジャ に話しかけられたら いけないので
私はそう言って 飲み物を貰いに行った 。
ご主人様と自分のものを用意し 戻ろうとすると …
バンッ
人にぶつかってバランスを崩した 。
いつもなら耐えられたけど今日はヒール 。
思わず目を閉じる。
いくら待っても私は転ばない 。
目を開けると
ご主人様が 私を受け止めていて
目の前 にご主人様の顔があった 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。