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いよいよご主人様のお父様が訪れる時間になった 。
扉 が 開く 。
入 っ てきた男の人は 、ご主人様に どこか似ていた 。
ご主人様のお高い鼻はお父様譲りなんだ 。
「あぁ 。 ありがとう。 」
コンコンッ
私は 2人の 食事を 並べた 。
「 では、 いただくよ 。」
「 テヒョン。 今日来たのはな聞きたいことがあったからだ 。 」
「 最近、仕事は上手くいっているのか ??」
「 う む 。ならいいんだが …お前は将来このキム家を継ぐ人間だ。くれぐれもその事を忘れないようにな 。 」
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「 じゃあ失礼するよ 。」
ご 主 人 様は やっぱり無理をされていたのかな
ここ最近 特に忙しそうに見えた 。
私になにが出来るかな 。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。