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2021/11/24

第107話

⭐︎
帰り道


神「じゃあ、またな!」


「じゃあね!」


重「明日なぁ!」


神ちゃんと神社前で別れて
家までしげと2人肩を並べて帰る。


「ねぇ、しげ」


重「なんや?」


「しげって好きな人いないの?」


重「…え!?」


「え?」


重「お前やっぱり熱あるんちゃうか!?」


そう言ってしげは
あたしのおでこに自分の手を押さえた。


重「うーん、やっぱ熱はないな?」


「だからないって。」


重「なんでそんなこと聞くん?」


「気になったから。」


重「じ、じゃあ…あなたはどーなんよ。」


「え?」


重「好きな奴…おるんか?」


「あたしは…」


重「あなたありがとな!w」


くしゃっと笑う笑顔も…


重「大丈夫か?」


少し目を細めて心配する顔も…


重「お前やっぱり熱あるんちゃうか?」


躊躇なくあたしに触れる手も…


…あなたはその人に恋をしている。


「…」


重「なぁ?聞いとるん?」


「え!?あ、い、いないいない!」


重「なんや、つまらんのー」


「だからしげに聞いてるんだけど!」


桃「しげは優しいだけやから。
家族がいないあなたが可哀想やから
一緒に居って同情してるだけや。」


「あたしに遠慮してる?」


重「はあ?」


「好きな人…作らない理由…
あたしにあるのかなぁって…」


重「アホか!」


あたしはビックリしてドキッとした。


恐る恐るしげの顔を見ると
うん…昔からの付き合いだからわかる。


しげが本気でキレてる。


重「お前ッそんなこと思ってたん!?
俺が付き合おうか付き合わんか
お前には関係ないやろ!」


「ごめん。」


あたしはすぐに謝った。


重「おぉ…まあ、ええけど。」


あたしのテンションは下がり
しげの一歩後ろを歩いた。


しげは歩きながらもチラチラと
あたしの方を見ては溜息をつき


歩いていた足を止めて言った。


重「…おるで。」


「え!?いるの!?」


あたしはそう言って
しげの前に立ち
しげの歩く道を塞いだ。


重「なんやッ…」


「え!?誰!?なんで教えてくれないのよ!?」


重「うっさいわー」


「あたし達幼馴染じゃん!
小さい頃からの付き合いでしょ!?

誰にも言わないからッ教えてよ!」


重「教えるか!」


「なんでよ!?」


重「今は言いたくないからや。」


「じゃあ、いつ教えてくれるの!?」


重「…あなたにも好きな人ができて
俺に教えてくれたら俺も教えたるわ。」


「無理。」


重「は?」


「むーりー!」


重「めっちゃくちゃ元気やん!」


「教えてよー!」


重「嫌じゃ!ほれ帰るで!」


「…ケチ。」


そしてしばらく
また肩を並べて家まで歩き帰った。


重「じゃ、また明日な。」


「うん、また明日。」


そう言ってあたしとしげは家の中に入り
あたしが靴を脱ごうとした瞬間


ピロン…


と、ラインが鳴った。


携帯を開いて見ると桃からだった。
桃
http://@&¥);://£|$#^*//
「ん?」


桃から動画のアドレスが添付されていて
あたしは躊躇なく再生すると
動画を見て言葉を失った。


だって…


動画に映っていたのは


神ちゃんと女の子が
ベッドの上で性行為をしている動画だったから。