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第1話

幼なじみ〜藤原丈一郎〜
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2021/07/31 17:42
「永遠の片思い」



どれだけその言葉に私は苦しめられてきたのか







私の初恋の相手で片思い中の相手は



関西ジャニーズJrなにわ男子の「藤原丈一郎」








丈君は歳は2つ上だけど家が隣で幼なじみ。





物心ついたときにはずっと隣にいた。



丈君にとってはただの幼なじみ。そしてアイドル。





私のこの恋は叶わない。







私は大学を卒業してから関西で就職し、今は東京の本社で働いている。






7月28日お昼の休憩時間に開いたYouTube。






そこには輝いている丈君の姿が







『また遠くなっちゃったなぁ』





そう思う日々。







InstagramにYouTube単独チャンネルの開設。




そして





デビュー





丈君の努力は1番近くで見てきたし心からデビュー決定したことが嬉しい。







けど、、、、、






『デビューすると私に見向きもしないだろうなぁ』











そう思いながら仕事に取り組む。







仕事が終わって家でゆっくりしてると






ピコン
丈君
丈君
今東京やろ?時間空いとる?
自分
自分
空いてるけどどーしたんー?
丈君
丈君
ちょっと今から会われへん?LIVE終わって東京おるんよ
自分
自分
ええよー、どこ行けばいいー?
丈君
丈君
あなたの家行ってもいい?
自分
自分
大丈夫!待ってるねー
丈君
丈君
丈君がスタンプを送信しました
丈君は私に見向きもせん、ただの幼なじみやと思ってるのにこうやって私を勘違いさせる。




『勝手に期待してまうやん』







ピーンポーン







『はーい!』





「よぉ!」





『LIVEの後やのにわざわざこっちにこんでも笑』





「会って1番にそれか?」







『はいはい、デビューおめでとう!』





「ありがとう」






『なんやねん、それ笑』






「デビュー決まって1番に会いたいのはあなたやから」





『ボソッ期待ばっかりさせやがって』





「ん?」







『なんでもないですー』
「まぁええわ。今日あなたには伝えたいことがあって」





『なにー?』






「デビュー決まるまではって思ってずっと溜めてて、、、、、



遅なってごめん。俺あなたのこと好きや。



付き合って欲しい」





『え、、、、、泣』






「ごめん。どーしても今日言いたかったんや」





『泣、、、、、、




ほんま遅いねん泣




私やって丈君のこと好きやし!泣』




「てことは?」









『付き合うに決まってるやろ!泣』






「もう、泣くなって笑」





『丈君のせいやもん泣』








「ごめんやん」






『いいよ笑』







チュッ






『はぁ//////』





「照れすぎな笑」









7月28日なにわの日に私は「永遠の片思い」




を終えることが出来た

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