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次の日
登校中、先輩と会ってしまった。
駿佑 「あなた、、おはよ。」
あなた 「あ、おはようございます。先輩、昨日はすみませんでした!!!!」
駿佑 「ううん、俺もごめん。」
「ごめん」これは告白に対してなんやろう、そう思った。
あなた 「先輩が謝る必要ありませんよ💦」
駿佑 「行こ、学校」
あなた 「はい…。」
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いつものように昇降口で別れた。
席に座ると、流星がやっぱり来てくれる。
流星 「おはーよ!どうしたん?顔いつもより暗ない?」
流星はいつも私のことを気にして気づいてくれる。
あなた 「フラれた笑」
流星 「え、?告ったん?」
あなた 「おん、でもごめんやって笑」
流星 「そっか、」
あなた 「道枝先輩、、やねんけどさ。もう、ホンマ流星のせいやで?流星が道枝先輩は女子と連絡先交換せんって言うからうちにちょっと気ぃあるんかなとか思ったやん笑」
流星 「無理して笑わんでええんよ」
あなた 「笑ってないとやってられへんもん笑」
大西side
道枝先輩ってあなたの事好きなんちゃうん?
告白されたら振るのに、、、あなたに思わせぶりな態度取りすぎやろ。なんなん、あの先輩。あなたが幸せなら俺のもんならなくてもしゃあないって思っとったけど、これだったら俺の方があなたの事笑わしてられるわ!ホンマなんなん?大ちゃんに相談やわ。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。