第180話

初めての耀義
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2021/03/31 11:59
カァーカァー
(冨岡)お館様のカラスだ…今から?

お館様から今すぐ屋敷に来てくれと伝言が入った。


(冨岡)失礼します。
(耀哉)やぁ…よく来たね。緊張しなくていいよ。リラックスして義勇。
(冨岡)有難う御座います。(俺だけ…)恐れ入りますが…
(耀哉)あっ…柱合会議じゃないよ?義勇に用があってね。
(冨岡)私にですか?どのような…
(耀哉)まぁまぁ…お茶でも飲んで。高級玉露だよ。
(冨岡)有難う御座います。(/◎\)ゴクゴク
(耀哉)( ⌒ ⌒ )
(冨岡)あの…お館様?
(耀哉)義勇?内容を話していいかな?
(冨岡)はい。
(耀哉)実はね…私は欲求を満たしたいんだ
(冨岡)よ…欲求をですか
(耀哉)だがね、あまねには無理をさせたくない…私自身もこんなになってるのに欲求を満たしと思っている…そこで義勇にお願いがあるんだ。
(冨岡)ですがお館様…何故わたくしなんですか?
(耀哉)ふふ…それはね義勇。義勇が柱の中で1番雌の匂いを放ってるんだよ。これを感じてるのは私だけかもしれない。義勇?今夜だけでもいい…相手をしてくれないか?
(冨岡)お館様の頼みを断ることは出来ませぬ……ですがこんな柱でもない俺でお館様のご相手が務まるのか…不安です。もっとお館様のご相手に相応しい方がいるはずです…
(耀哉)でも私はどうしても義勇がいいんだ。

お館様が義勇のところに来る

(冨岡)お館様っ…ダメです!こんな未熟者とはっ…

ドサッ

(冨岡)へ?

義勇は柱だ。体感だってお館様より優れている。なのに呆気なく押し倒されてしまった。

(耀哉)可愛い。
(冨岡)っ……お館様!ダメです!今後あまね様にどう接していいかっ…
(耀哉)いいよ。あまねには許可を得てる
(冨岡)ですがっ…(力が入らない…こんなに軽いお館様を押しのけることも出来ない)
(耀哉)気づいたかな。
(冨岡)お館様っ……これは
(耀哉)媚薬だよ。しのぶに作ってもらった
(冨岡)お館様!ご冗談はお辞め下さい!
(耀哉)主に対して抵抗するの義勇?
(冨岡)…………しません。
(耀哉)お利口さんだね。

お館様は持っていたロープで義勇の腕を縛り天井のロープと結びつけた。自然と義勇は膝立ちする形になった。

(冨岡)お館様…(薬が効いてきたんだ…足に力が全く入らない)
(耀哉)義勇。可愛いよ。




今回はここまでです!次回は続きです!
ありがとうございました!!



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