カァーカァー
(冨岡)お館様のカラスだ…今から?
お館様から今すぐ屋敷に来てくれと伝言が入った。
(冨岡)失礼します。
(耀哉)やぁ…よく来たね。緊張しなくていいよ。リラックスして義勇。
(冨岡)有難う御座います。(俺だけ…)恐れ入りますが…
(耀哉)あっ…柱合会議じゃないよ?義勇に用があってね。
(冨岡)私にですか?どのような…
(耀哉)まぁまぁ…お茶でも飲んで。高級玉露だよ。
(冨岡)有難う御座います。(/◎\)ゴクゴク
(耀哉)( ⌒ ⌒ )
(冨岡)あの…お館様?
(耀哉)義勇?内容を話していいかな?
(冨岡)はい。
(耀哉)実はね…私は欲求を満たしたいんだ
(冨岡)よ…欲求をですか
(耀哉)だがね、あまねには無理をさせたくない…私自身もこんなになってるのに欲求を満たしと思っている…そこで義勇にお願いがあるんだ。
(冨岡)ですがお館様…何故わたくしなんですか?
(耀哉)ふふ…それはね義勇。義勇が柱の中で1番雌の匂いを放ってるんだよ。これを感じてるのは私だけかもしれない。義勇?今夜だけでもいい…相手をしてくれないか?
(冨岡)お館様の頼みを断ることは出来ませぬ……ですがこんな柱でもない俺でお館様のご相手が務まるのか…不安です。もっとお館様のご相手に相応しい方がいるはずです…
(耀哉)でも私はどうしても義勇がいいんだ。
お館様が義勇のところに来る
(冨岡)お館様っ…ダメです!こんな未熟者とはっ…
ドサッ
(冨岡)へ?
義勇は柱だ。体感だってお館様より優れている。なのに呆気なく押し倒されてしまった。
(耀哉)可愛い。
(冨岡)っ……お館様!ダメです!今後あまね様にどう接していいかっ…
(耀哉)いいよ。あまねには許可を得てる
(冨岡)ですがっ…(力が入らない…こんなに軽いお館様を押しのけることも出来ない)
(耀哉)気づいたかな。
(冨岡)お館様っ……これは
(耀哉)媚薬だよ。しのぶに作ってもらった
(冨岡)お館様!ご冗談はお辞め下さい!
(耀哉)主に対して抵抗するの義勇?
(冨岡)…………しません。
(耀哉)お利口さんだね。
お館様は持っていたロープで義勇の腕を縛り天井のロープと結びつけた。自然と義勇は膝立ちする形になった。
(冨岡)お館様…(薬が効いてきたんだ…足に力が全く入らない)
(耀哉)義勇。可愛いよ。
今回はここまでです!次回は続きです!
ありがとうございました!!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。