「だめ!!!そんな弱い斬り方じゃだめなの!!」
「桜!!どうしてもっと腕を降らないの!!」
「雛里!!そんなんじゃだめよ!!もっと低く!!!」
「なんで!?なんでそんなに弱い攻撃なの!?そんな攻撃じゃ鬼の頸は切れないわよ!!もっと!!もっと速く!!もっと強く!!!本気を出してよ!!!!」
「...ごめん、、つい本気になってしまったわ.......。貴方たちならやれると思って、、ごめんなさい。少し頭を冷やすわ.........。」
[椿の部屋]
(私ったらあんなに強く当たって...。きっとあの子達を傷つけてしまったわ。他の柱の方達はもっと教え方が上手なんでしょうね.........。それに比べて私は.......!!!!)」
「お父さん、お母さん、姉さん、、もう、、諦めても、いい??.......」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!