「うわぁ、引くわアンタの泣き顔。キッショ」
「っ、うるせぇ。こんなこと、誰が望んでるって言うんだせぇ」
「少なくともだいたいの人は顔面崩壊レベルのこのキッショイ顔は望んでないな。まぁアンタの醜い顔見れて私は満足してるけど」
「今血を大量に流して息が聞こえなくなっていることも望んでることかィ?」
「嘘と言ったらそうやけど嘘じゃないといってもそうやな。アンタへの最後の嫌がらせや」
「嫌がらせがすぎるぜ、飾付よぉ」
翡翠あなたは大粒の涙を流しながら飾付水染を眺める
飾付は今、死とへ徐々に向かっている
飾付「望んでいた死が来る前に、あなたに約束を与える。ひとぉーつ、困った時は私達の唯一のライバルの彼に扶けてもらう事。ふたぁーつ、私の事は死んでも覚えておくこと。最後、みぃーつ、
自分がしたいように生きる事」
「、、、、なんでィ?それは。巫山戯けないでくだせぇ」
飾付「私は本気や。私が死んだ後も嫌がらせしてやる」
「、、、、、、」
飾付「ふっ、惨めや。なんとも見苦しい顔やな
私の事は気にすんな。屑は屑らしく生きろ」
そう言い残し我の唯一の相棒でライバルである飾付は目を瞑った
最後まで鬱陶しい奴だぜぇ
まるで未練タラタラの陰キャキャバ狂いの20代半ば糞元彼かよ
おっと、例えが具体的過ぎたかぁ?
まぁ、飾付の言う通り、屑は屑らしく生きてあげようじゃねぇか
我は血まみれの刀を握りしめた
これが、最低で最悪で最狂な人物がすこぉぉぉぉぉし、ピノ1口ちょうだいって言われてピノの箱しか渡さない心よりすこぉぉぉぉぉし、昨日まで仲良かった友がいつの間にかスクールカースト組に馴染んでたことよりすこぉぉぉぉぉし、この世で一番すこぉぉぉぉぉしだけ変わった話