第3話

はじめましてアバンティーズさん。
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2018/05/13 12:53
そして、
私ははじめさんの家に行った。
はじめさんの家は静岡だから
一応
ママに
「今日は彼氏の家に泊まる」
と嘘をついておいた
やっぱり
東京から静岡は
遠かった。
見たことのない景色。
東京とは違う景色。
はじめさんが
静岡について
色々教えてくれた。

はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
あれがラーメン屋です。
東海オンエアのてつやと行ったとこ。
駐車券ドッキリで…
あなた

あーわかります。
てつやさんが駐車券破ったやつですよね。

なんかくだらない話もあっけど
やっぱり面白い
そしてはじめさんの家についた。
撮影の準備を手伝って…
撮影しているところを見ると
大変そうに見えた。
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
今日はアバンティーズのそらちぃに
ドッキリを仕掛けます!
アバと聞こえた時に
耳がピクッとうさぎのように
動いた。
そう。
はじめさんは
最初はスライム動画を撮ろうとしていたのだが
私だけに
急遽アバンティーズを呼び出して
ドッキリをやるという。
あなた

(本当に優しいんだなぁ)

そして
待ち合わせ時刻になった。
私の心臓の鼓動はどんどん速く大きくなっていく。
すると。
ドアがガチャッ音が鳴った。
私は背筋をピンッと張った。
とうとう
夢が叶ったのだ。
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
あっキタキタ
そらちぃ
そらちぃ
どーもしゃちょー!
エイジ
エイジ
おつかれぇ
ツリメ
ツリメ
しゃちょー
リクヲ
リクヲ
お邪魔します。
アバンティーズが来た!
あのアバンティーズが!
ありえなくてありえなくて
涙が出そうだった。
(はじめさんありがとう!アバンティーズだ!
ヤバみアバみー!)
どうやらドッキリも撮影も終わったようだった。
するとはじめさんが
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
トークで喋った例の子!
あなただよ!
お前らのファンで
今日会った。
そらちぃ
そらちぃ
どーも!あなたさんですか。
ご存知の通りアバンティーズのそらちぃ
です。
ツリメ
ツリメ
ツリメだよ!
エイジ
エイジ
エイ…ジだ…
リクヲ
リクヲ
リクヲです。
あなた

は。は。はじめまして!
改めてあなたですっ!

そらちぃ
そらちぃ
よろしくぅー
ツリメ
ツリメ
よろー!
こうして
アバンティーズとの
ストーリーが
始まっていく。

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