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あなたside
私がスマホをいじっていたら和泉くんからラビチャがきた。
和泉一織 「これから向かいますね。」
私は嬉しくてすぐ返信した。
「うん!待ってるね。」田村 あなた
来るの楽しみだなぁ。
そして少したちノック音が聞こえた。
''コンコン''
来た!!
ドアの向こうで声がする。
....て、待て
よ、四葉環がいる...?
''ガラガラ''
あ、本物だ.......
目の前に四葉環がいる.....
彼はこっちをみてニコッと笑ってくれた。
かわいい.....
四葉くんも同じクラスなんだ。
彼は笑って言ってくれた。
かわいいな.....
なんか仲良くなれた気がした。
うれしい....
あれ?
和泉くんの顔が怖い......
どうしたんだろう?
どうしたんだろう......
和泉くん....
彼はそう言い病室を出ていった。
環くんは原因がわかったのかなんかニヤニヤしていた。
そして電話が鳴った。
環くんのだ。
そーちゃんとはアイナナメンバーの逢坂壮五さんのことだろう。
そして電話が終わった。
そう言って環くんは病室をダッシュで出ていった。
そしてスマホをいじっていると和泉くんが帰ってきた。
そうして和泉くんは席に座った。
沈黙が続く。
やばい、さっきの機嫌直ったのかな?
さっきの事が頭から離れない。
和泉くん大丈夫かな?
と、とりあえず!話さなきゃ!
何言ってるんだ私.....
そんなとき和泉くんは口を開いた。
ボソボソ何かを言ったみたいだけど全く聞こえない。
でも耳が赤い?
なんか、照れてる?
そういうことか!
急にどうしたんだろう....
今なんて言った....
止まれ心臓...
その目は反則。
和泉くんは子犬のような目で私を見てきた。
かわいい....。
なんだ、初々しいカップルみたい....
なんなんだ!!
今のは......???
やばい心臓とまれええええ!!
一織くんも赤い......
やっぱ恥ずかしいんだね....
照れてるの可愛い。
あれ?私今何してる...
えっと右手が一織くんの頭の上...
で、「可愛い」って言った.....?
あああああ!!
や、やばい。
何してる!!
私はこんな顔を見せれないと窓を急いで見た。
本当に何してるんだぁ、わたしのばか。
そしたら背中に温もりが。
あれ?私今....
背中に温もりを感じると思ったら一織くん私の事を後ろから抱きしめてる....
しかも耳元であの言葉.....
心臓の音が速くなる...
彼に聞こえてないかな?
そして腕が解けた。
彼はさっさと荷物をもち帰っていってしまった。
私は何が起きたのかの状況整理ができず頭は真っ白だ。
私本当に一織くんが好きなんだな。
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一織side
な、何をやっているんだ私は。
四葉さんに嫉妬をしたのは覚えてます。
わ、私はなんていうことを.....。
明日からまた仕事が忙しくなってしまう....
会える日がまた伸びるということだ。
あーあ、早く会いたい。
もう本当に私はバカだな_____.
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こんにちは。白雪まるです♛
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。