第10話

第8話
446
2021/08/23 17:14
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あなたside



私がスマホをいじっていたら和泉くんからラビチャがきた。







和泉一織 「これから向かいますね。」


私は嬉しくてすぐ返信した。


「うん!待ってるね。」田村 あなた




来るの楽しみだなぁ。










そして少したちノック音が聞こえた。





''コンコン''






来た!!









和泉 一織
和泉 一織
和泉です
四葉 環
四葉 環
四葉でーす


ドアの向こうで声がする。




....て、待て


よ、四葉環がいる...?
和泉 一織
和泉 一織
田村さん?
大丈夫ですか?
あなた
あなた
あ、うん!
入っていいよ
''ガラガラ''
和泉 一織
和泉 一織
失礼します
四葉 環
四葉 環
お邪魔しまーす
あ、本物だ.......



目の前に四葉環がいる.....
四葉 環
四葉 環
この人が田村あなたさん?
和泉 一織
和泉 一織
そうですよ
本人の前で....
四葉 環
四葉 環
あ、俺クラスメイトの四葉環
よろしく
あなた
あなた
あ、田村あなたです!
よろしくお願いします
彼はこっちをみてニコッと笑ってくれた。

かわいい.....

四葉くんも同じクラスなんだ。



和泉 一織
和泉 一織
ごめんなさい田村さん
四葉さんがどうしても会いたいと言うので..
あなた
あなた
いえいえ、全然大丈夫だよ
あなた
あなた
よく四葉さんの話は和泉くんから聞いてます!
四葉 環
四葉 環
四葉さんとか硬いから環でいーよ
同い歳なんだしっ
彼は笑って言ってくれた。


かわいいな.....
あなた
あなた
わ、わかった!
じゃあ、環くんで!
四葉 環
四葉 環
おう!
じゃあ俺はあなたって呼ぶな!
あなた
あなた
うん!
ありがとう!

なんか仲良くなれた気がした。

うれしい....




あれ?
和泉くんの顔が怖い......


どうしたんだろう?
あなた
あなた
和泉くんどうかした?
和泉 一織
和泉 一織
あ、いえなんでも
和泉 一織
和泉 一織
これ、今日のプリントです
あなた
あなた
あ、ありがとう
和泉 一織
和泉 一織
わ、私トイレに行ってきます
あなた
あなた
う、うん
わかった

どうしたんだろう......
和泉くん....


彼はそう言い病室を出ていった。




四葉 環
四葉 環
あーあなたあんま気にしなくていいよ


環くんは原因がわかったのかなんかニヤニヤしていた。






そして電話が鳴った。

環くんのだ。







四葉 環
四葉 環
もしもーしってそーちゃん!?
そーちゃんとはアイナナメンバーの逢坂壮五さんのことだろう。
四葉 環
四葉 環
お、おう わかった
今帰る
そして電話が終わった。
四葉 環
四葉 環
ごめん、あなた
MEZZOの仕事なの忘れてた!!
四葉 環
四葉 環
じゃあ、またな!!
あなた
あなた
う、うん!
またね!!
そう言って環くんは病室をダッシュで出ていった。







そしてスマホをいじっていると和泉くんが帰ってきた。




和泉 一織
和泉 一織
あれ?四葉さんは?
あなた
あなた
あ、今MEZZOの仕事って言って急いで帰っていったよ
和泉 一織
和泉 一織
そうなんですか
そうして和泉くんは席に座った。





沈黙が続く。






やばい、さっきの機嫌直ったのかな?
さっきの事が頭から離れない。


和泉くん大丈夫かな?



と、とりあえず!話さなきゃ!
あなた
あなた
き、今日天気いいねー
何言ってるんだ私.....




あなた
あなた
あ、ははははは......

そんなとき和泉くんは口を開いた。



和泉 一織
和泉 一織
田村さん
あなた
あなた
ど、どうした?
和泉 一織
和泉 一織
.....いいですか
あなた
あなた
え?
ごめんもう1回

ボソボソ何かを言ったみたいだけど全く聞こえない。

でも耳が赤い?
なんか、照れてる?





和泉 一織
和泉 一織
わ、私も名前で呼んでいいですか?


そういうことか!
急にどうしたんだろう....
あなた
あなた
も、もちろんだよ!
急にどうしたの?和泉くん笑笑
和泉 一織
和泉 一織
あ、あの!
あなた
あなた
なにー?
和泉 一織
和泉 一織
あなたさんも、
私のことを名前で呼んでください...
あなた
あなた
へ?
今なんて言った....






止まれ心臓...





和泉 一織
和泉 一織
だ、ダメですか?
その目は反則。

和泉くんは子犬のような目で私を見てきた。

かわいい....。
あなた
あなた
も、もちろんだよ!
い、一織くん
あなた
あなた
なんか、恥ずかしいね...

なんだ、初々しいカップルみたい....


和泉 一織
和泉 一織
なんか、付き合いたてみたいですね
あなた
あなた
え?
和泉 一織
和泉 一織
ゴホン....いえなんでもないです
あなた
あなた
そ、そっか!
なんなんだ!!
今のは......???


やばい心臓とまれええええ!!




一織くんも赤い......

やっぱ恥ずかしいんだね....
照れてるの可愛い。








あなた
あなた
.....可愛い笑
あれ?私今何してる...





えっと右手が一織くんの頭の上...
で、「可愛い」って言った.....?




あああああ!!

や、やばい。
何してる!!

あなた
あなた
ご、ごめんね!
私はこんな顔を見せれないと窓を急いで見た。


本当に何してるんだぁ、わたしのばか。




そしたら背中に温もりが。


あれ?私今....
和泉 一織
和泉 一織
あなたの方が可愛いですよ
あなた
あなた
......!!
背中に温もりを感じると思ったら一織くん私の事を後ろから抱きしめてる....
しかも耳元であの言葉.....




心臓の音が速くなる...




彼に聞こえてないかな?


そして腕が解けた。

彼はさっさと荷物をもち帰っていってしまった。


私は何が起きたのかの状況整理ができず頭は真っ白だ。



あなた
あなた
な、何だったの..?


私本当に一織くんが好きなんだな。

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一織side


な、何をやっているんだ私は。



四葉さんに嫉妬をしたのは覚えてます。


わ、私はなんていうことを.....。






明日からまた仕事が忙しくなってしまう....
会える日がまた伸びるということだ。



あーあ、早く会いたい。


もう本当に私はバカだな_____.




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