風磨side
佐「風磨くん!あなたは?!」
『…手術中だ』
マ「大丈夫だよね?死んじゃったりしないよね?」
松「あなたを信じよう?すぐに死んじゃうような人じゃないよ」
マ「…うん」
中「ごめん!遅くなった…あなたは?!」
『まだだ…』
(手術室のドアが開く)
佐「あなたは?!」
医「命に別状はありません。不幸中の幸いと言いますか、刺された場所がすごく危険なところではなかったので…明日くらいには目を覚ますと思います。」
マ「良かった(泣)」
〜病室〜
山「…ん」
『…あなた?』
山「ん…こ、、こどこ?」
中「あなた!ギュー」
佐「良かった〜(泣)」
松「あなたちゃん〜(泣)」
マ「あなたちゃん!(泣)」
『ここは病室』
山「えーっと」
中「刺されたの覚えてる?」
山「あっ、、うん」
山「…みんなは?!怪我してない?!」
中「してないよ」
『それより自分の心配しろよ』
山「んーそう?てか、3人泣きすぎ笑」
佐「あなた〜ギュー(泣)」
マ「死んじゃうかと思ったギュー(泣)」
松「びっくりしたんだからギュー(泣)」
山「えっ、なんかごめん」
『痛くねぇの?』
山「…痛い」
中「もっと早く言ってよ!抱きついたりしたかったのに!!3人も早く離れて!(引き剥がす)」
佐松マ「あっ、」
山「言うまもなくハグされたんだけど笑」
中「…ごめん」
山「落ち込まないで〜嬉しかったし!」
中「そう?!じゃあもう1回!」
『中島?(圧)』
中「…何でもない」
山「ふふっ」
『頼れよ?我慢すんなよ』
山「…頑張る」
『頑張るって笑』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。