第22話
救出っ! ⑤
テツ「お前の女の事なんか知らないって!」
男「お前がなんか言ったんだろ?じゃないと俺の彼女が俺に気持ち悪いなんて言う訳がないっ!」
テヒョン「…気持ち悪い…。-w」
子猫ちゃん、笑っちゃだめですよ。
男「じゃあなんでこんなにお前の店行くんだよっ?!また来てねっ!とか、言ってんだろ?」
テツ「…そりゃ、普通に言うけど…。」
お店ですからね。そりゃ言いますよ。
営業スマイルってやつですね。
男「ほらぁーっ!やっぱりぃーっ!」
テヒョン「や、やめてく、ください…。け、ケンカしない…で…。」
意を決して子猫ちゃんが割って入ります。
テツ「お前はうるさいっ!引っ込んでろっ!」
子猫ちゃんは困ってしまいました。
このままでは狂犬が狂犬になって噛みついてしまいそうです。
テヒョン「で、電話…。」
子猫ちゃん、警察にでも電話するつもりでしょうか?
テヒョン「も、も、もしもし?ジョングク君?」
おっと!この前助けていただいたジョングク氏に、またもや助けてもらうおつもりですね。
テヒョン「じょ、ジョングク君?ごめんなさいっ!助けて!テツがっ!」
呑気にコーヒーを飲んでいたジョングク氏。
子猫ちゃんの焦った声に意味も解らず慌てます。
グク「い、い、行きますっ!」
ジョングク氏。スニーカーを履いて走ります。
速い速い!バックスバニーのようです。
あっという間に、TIGERにつきました。