※ 今回から詩月のアイコン変わります
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ガチャッ…
扉を開けた瞬間、
玄関の前で立ち塞がる家族三人の姿が。
遅かったなとか言われるんだろうなぁ…
そう悶々と考えていると、
想定外の言葉がお父さんの口から出てくる
しかも最近出来たところってまさか、
私の大好きなしょうゆ豚骨の…!?
ギュッ!!
* * * * *
ザブンッ…
視点が変わり、詩月は現在風呂に入っていた。
詩月は45℃の熱い湯に浸かりながら
あなたの言葉を思い出す
・ ・ ・
『 私はその使えるかもしれない、
僅かな可能性に懸けたいんだ 』
・ ・ ・
詩月はそう一人で呟き、風呂を上がる
そして椅子にかけてあった
黒い長袖のヒートテックと紺色のジーパンを着て、
予め入れておいた冷たいカフェオレを
黒いソファに座りながら啜る
" 楽しみだな "
⿻*.· To be continued…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。