第20話

初デート
215
2019/06/08 14:20
週末
私達は駅前で待ち合わせをしていた
あなた

ヤバイ!遅刻する~!

ギリギリまで来ていく服を選んでいたため家を出る時間が少し遅れてしまったのだ
あなた

あっ!いた!
貴久ー!

駅前で待っている彼を見つけ駆け寄った
増田貴久
増田貴久
おせーよあなた
あなた

ごめんね服を選ぶのに時間がかかって

増田貴久
増田貴久
そっか、ありがとう俺のために
でも、あなたは何着ても可愛いんだから迷うことないよ
あなた

///////

増田貴久
増田貴久
行こう!
あなた

うん///////

照れ隠しと緊張で下を向きながら歩いていると貴久は私の手をとって
増田貴久
増田貴久
このままで行こう
こっちのほうが安心するでしょ?
あなた

うん///////

私の心臓は今日1日もつか分からないくらい速くなっていた
そんなこんなしているうちに遊園地に着いた
増田貴久
増田貴久
あなたは何乗りたい?
そんな会話をしている間でも手を繋いだままだ
あなた

そうだなージェットコースター行きたい

増田貴久
増田貴久
俺もちょうど乗りたいって思ったんだ!行こう!
あなた

ちょっ!貴久そんなに急がなくても!

子供みたいに無邪気にはしゃぐ貴久が可愛く思えた
そういえば…






















































シゲは今ごろどうしてるのかな…
数時間前
加藤母
加藤母
あなたちゃん今日どこか行くの?
あなた

はい 実は彼氏とデートなんです

加藤母
加藤母
あらそれはよかったじゃないのぞんぶんに楽しんでおいで
あなた

ありがとうございます

加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
おはよう
加藤母
加藤母
あっ、やっと起きたシゲアキ早くご飯食べちゃいなさい
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
わかったよ
加藤母
加藤母
それであなたちゃんその彼氏とどこ行くの?
あなた

(;゚;ж;゚; )ブッ

私は思わず吹き出しそうになった
シゲの方を向いてみたけれど聞いてなかったのかまだ眠いのか何事も無かったかのように食べ続けていた
加藤母
加藤母
あら、あなたちゃん大丈夫?
あなた

だ、大丈夫です

加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
ごちそうさま
加藤母
加藤母
シゲアキはどこか行くの?
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
別に…
それだけ言って部屋を出た
加藤母
加藤母
最近なんか元気ないねあの子
あなたちゃん何か知らない?
あなた

知ってるような知らないような…

加藤母
加藤母
あらそう
もしあの子に何かあったら助けてあげてね
あなた

わかりました
ごちそうさまでした

そう言って自分の部屋に戻る途中シゲの部屋が開いていたので覗いてみると絶望したような感じがした
部屋に入ってシゲにこう言った
あなた

シゲ?大丈夫?

加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
うん
その返事はすごく気が抜けていた
あなた

何かあったら頼っていいんだよ

加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
うん、ちょっと外出てくる
そう言ってシゲは家を出た
そして現在にいたる
増田貴久
増田貴久
あなた、あなた
あなた

あっ!

増田貴久
増田貴久
大丈夫ぼーっとしてたけど
あなた

大丈夫ごめんね

増田貴久
増田貴久
みてみてあれだよ
あなた

高っ!

そこには何メートルか分からないくらい高いジェットコースターがあった
増田貴久
増田貴久
面白そう!行こうあなた!
貴久の勢いがスゴすぎたそれに
やっぱり可愛い😆

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