岸「ごめん!遅れたわ」
玄樹「おい!なにしてんだよ〜笑」
廉「遅いぞ!ちこくぅー」
岸「いや!訳があるんだよ!」
神宮寺「でた、岸くんの言い訳笑」
岸「いや。マジで!」
岸「いやさぁー。町歩いてたら
可愛い女性がさ倒れそうになってたからそれを助けたの!」
海人「まじっ!」
紫耀「へたすれば、捕まるよ。笑」
廉「どうやって助けたん?笑」
岸「その子。家の地図持ってたからそれを見ながら行ったら着いてさ、
その子が起きるまでその子のおばあちゃんとお喋りしてた笑」
玄樹「それが原因じゃん!」
岸「だって〜。おばあちゃん可愛いんだも〜ん。」
紫耀「それは分かるけど〜笑」
岸「しかもねっ!」
岸「その子がさ。起きた後、廉と紫耀の事を聞いてきたんだよね〜」
紫耀「まじっ!」
岸「関西から出てきた子で、廉と紫耀と知り合いって言ってたような」
廉「関西…知り合い…女性…」
(廉と紫耀が目を合わせる。)
紫耀「いや!なわけない。あいつじゃないよね…」
廉「うん。あいつじゃないで。人違いわ!」
岸「そ、そっか。じゃーファンの子かなあはは、」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。