廉「紫耀?」
紫耀「なに…?」
廉「まだ、好きか…?あなたの事」
紫耀「当たり前…やろ?」
廉「じゃッ。なんで…そんなに俺を」
廉「俺を。。あなたに合わせてくれようと…?」
廉「普通は、しいひんで?そんな事、」
紫耀「廉のためやない…。けど」
紫耀「好きな人が泣いてるのを見るのが1番辛い…。」
紫耀「あなた、、泣いてるんやで…?目が真っ赤で…。でもそれを隠してて、、」
紫耀「僕は、好きな人が傷ついてるのが嫌なだけや。」
紫耀「けして、廉にあなたを譲った訳やない…。から」
ニコニコしていた、紫耀がパッと
真剣な目付きになった。
廉「そうか。。」
廉「俺も、、諦めてへんから。」
廉「ありがと…紫耀,」ボソッ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!