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静けさはやがて音になる〕
誰も居ない教室 あなたside
今日も、誰も居ない教室に1人で静かにボーっと外を眺めている
なにかするわけでもなく、ただボーっとするだけ
静かな空間は本当に好きだ
いつもはガヤガヤ賑わってるけど
こうやってシーンとしてて、風の音や葉っぱが揺れる音を聞くのが心地よい
そして、誰にも邪魔をされない
ゆっくりと目線を中庭からグラウンドへ向けた
部活活動を頑張ってる人達がいっぱいだ
私は放課後の教室が大好き
誰にも邪魔されないし、1人の空間を楽しめるから
深澤『また1人で残ってんの??(笑)』
あなた『そうだよ?ふっかこそ、こんな時間まで残るなんて珍しいじゃん(笑)』
深澤『委員会があって遅くなったんだよ(笑)』
あなた『ふぅ〜ん、そっか』
何気ない会話が静かな教室に響く……
私が1人で残ってると必ずふっかが話しかける
知ってるよ……ふっかがわざと放課後残ってるの
私とたくさん話したいからでしょ?
誰にも邪魔されずにゆっくり私と話せるから
だから、わざと残ってる
あなた『この静かな時間っていいよね…』
深澤『そうだな…。心が安らぐよ』
あなた『ふっかはさ…私と話してるの楽しい?』
深澤『楽しくなかったらそもそも相手にしてない』
まぁ、確かにそうだね
私もそうするもん
あなた『私もふっかと同じことする(笑)』
深澤『だろ?(笑)』
あなた『いつも話し相手になってくれてありがとうね』
深澤『なんだよ急に(笑)』
あなた『別に、ただ言いたくなっただけ(笑)』
深澤『ふぅ〜ん(笑)』
壁|'-'|壁- ̗̀ ෆ( ˶'ᵕ'˶)ෆ ̖́-🩵🩶🩷
あなた『なに?その顔…』
深澤『ほんとかなって思って(笑)』
あなた『じゃあふっかには2度とお礼言わないから』
深澤『ちょっ!嘘だって(笑)』
あなた『ははっ(笑)分かってるよ(笑)』
深澤『おまっ、マジでビビらせんなよ(笑)』
あなた『ごめんごめん(笑)』
なぜだろ、他の人とは話すのイヤなのに…ふっかと話すのはイヤじゃないって……
やっぱり幼馴染だからかな
安心してなんでも話せるからだろうね
深澤『てか、そろそろ帰らないと行けない時間じゃない?』
チラッと時計を見たら、もうすぐ4時になる時間だった
あなた『もうこんな時間なんだ』
深澤『時間経つの早いよな(笑)』
あなた『ほんとにね(笑)』
私は鞄を持って、席を立った
あなた『教室出よっか』
深澤『そうだな』
教室を出て下駄箱へ向かう
ふっかが教室に来てから
静かだったのが、一気にメロディーが鳴ったかのように聞こえた
ふっかが居ると静かな場所でも、メロディーが鳴り響いてる感覚がする
私を暖かく包み込むように…周りに鳴り響いている
end












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。