てひょんは、甘いものが好きだから甘いものかな~、、
なんて考えて何を作ろうか迷ってると
意外な答えが返ってきた
部屋を出てキッチンに向かった
てひょんは、辛いものが苦手
だけど、私は辛いものが大好き
私の家は、昔から辛いもの好きだった
だから、料理も特別少し辛くしてた
前に、てひょんにタッカルビを作ったら辛かったみたいで、
辛いと言って、他に違うのを作ったんだ
やっぱり、私の好みの辛さで作ってしまうからそれからタッカルビは作らないようにした
だから、てひょんから食べたいって言ったのはすごく驚いた
いつもの感覚で作ると、絶対に辛い
だから、味見をしながら少しずつ調節していった
私は、出来上がったタッカルビを見て少し不安になった
そして、少してひょんの反応が気になって仕方がなかった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!