てひょんside
あなたはいつも俺を甘くさせる
一つ一つの行動でも、目が離せないくらい可愛いくて愛おしい
それくらい、あなたを溺愛してる
あなたの為だと思ったことでも空回りして逆に傷つけることもあるんだ
昨日もあなたを泣かせた
朝起きたらベッドに引き込んだあなたが居なくて正直焦った
俺を置いてどこかに行っちゃうんじゃないか
いつも不安になる
ベッドから出て、廊下に出るとリビングから甘い匂いがした
その匂いで、不安だらけだったのがほっとした
" あなたが居る "
その証だったから、、
眠い目を擦りながらリビングに行くと、甘い匂いと俺の愛してる彼女がいた
エプロン姿で、嫁感が出てる
顔がニヤついた
あなたを少しいじめたくなって、
準備してるあなたの後ろに静かに立った
後ろからあなたを抱きしめる
あなたは俺よりも背が小さい
だから、抱きしめたら俺の頭があなたの頭の上にのる感じになる
だから、あなたの頭に自分の顔を乗せた
無視して更に、スリスリと顔をあなたの頭につめよった
あなたの匂いは、他の女と違って良い匂いがする
他の女は、香水を派手につけて甘ったるい匂いしかしない、
でも、あなたはそんなの滅多にしない
そこが良い
香水も俺の好きな、花の匂いやバニラ系の匂いをつけてる
つけすぎないでふわっと香る程度、、、
だから、近くに行ったときとかはすごく良い匂いがしてすぐ抱きつきたくなる
あなたと俺は、好きな香りが似てる
だから、お互いに" 嫌いな匂い "
っていうのがない
シャンプーもいつも俺の好みの香りだった
頭にのせてた顔をあなたの首もとに埋めた
静かなあなたが気になって首もとからチラッと見る
あなたの顔はすごく真っ赤
熟れたトマトみたいに可愛い、、笑
耳もすごく赤くして、今にも沸騰しそうなくらい
もっとあなたを照れさせたくて更に意地悪をする
首もとにある顔を、深く首筋に埋めた
あなたに引き剥がされてしまった
そのあとは、
あなたが俺の為に作ってくれたフレンチトーストを食べた
で、本題に入った
あなたにはお仕置きが必要かな、、
なんて、、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!