第36話

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2020/12/30 17:05


てひょんside









あなた特製のタッカルビを食べて、準備をした










久しぶりに二人で過ごす休日











台無しにはできない










そう思うと、より一層力が入った









どこに連れていこう











そう考えると真っ先に浮かんだのは










海が見える故郷の丘だった








前を見ると海が、後ろを向くと綺麗な花畑が見える丘










そこは、あなたと俺の全てが始まった場所









俺たちの大切な思い出の場所









出会ってからずっと忘れたことがない










そんな場所だった
















そこに、連れていこう










それしか浮かばなかった












服を選んで、着替えた










そして、部屋の引き出しの奥に入れておいた箱を手に取る








あなたに渡そうと買っておいたプレゼント










それをコートのポケットに入れた











てひょん
てひょん
....よし







まだ、家を出てもいないのに興奮がおさまらない










ドキドキした胸を抑えてあなたの部屋に行った









俺は、そっと開いてあるドアに寄りかかってあなたの服選びを眺めてた









しばらくして、俺が声をかけると







(なまえ)
あなた
服がきまらない....!
(なまえ)
あなた
どれが良いかな....
(なまえ)
あなた
てひょんが選んで?








なんて言うから、俺はあえて選ばずに




あなたに任せることにした









ここで俺が選んでしまったら、せっかく可愛いくコーデしたあなたを知ってしまうことになる









それは、俺が許せない










出かけるときの楽しみが1つ減ってしまう










てひょん
てひょん
焦らなくても良いよ....
てひょん
てひょん
ゆっくり、、、
てひょん
てひょん
俺のために可愛いあなたを見せて?






そう言って、あなたの部屋を出た










リビングのソファーにどっっと座り、スマホを開いて待ってた















何十分か経つと








(なまえ)
あなた
どう....?





後ろからあなたの声が聞こえて、振り返ると








肩を出した服を来たあなたがいた








(なまえ)
あなた
似合わない....かな、、






あなたがそう聞いてくるけど、






俺はまさかのあなたのコーデに、思考がストップしてしまってた










肩出しを着るあなたを驚きを隠せないでいると









(なまえ)
あなた
やっぱり、、着替えてくるね....!







なんて言って悲しい顔をして、部屋に戻ろうとした









俺は、あなたの手首を掴んで引き留めた










(なまえ)
あなた
....ぁ、、て..てひょん
てひょん
てひょん
なんで着替えるの....?
(なまえ)
あなた
だ....だって、この服変でしょ....?
(なまえ)
あなた
だから着替えようと思って...
(なまえ)
あなた
それに....この服あんまり好きじゃないんだ....(^^)








嘘だ








はっきりとそう思った










あなたは、無理して笑って今にも泣きそうな顔をしてる










その顔を見たら、たまらなくなって








あなたを抱き締めた









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