第6話

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2021/05/06 11:29
あなた

ここ、だよね……

女性運転手さんにメモを見せ連れていってもらったこの場所は……
とてもただの一軒家とは思えないような大きさの家だった。
門は立派で庭付き。多分3階建てだか横にも広かった。
あなた

怖い………

今まで母は一生懸命働いてくれたが、裕福とはいえず、ギリギリの生活をしていた。これこそ私が学校になんて行っていたら我が家は破産していただろう。
そんな生活から、こんな家に暮らすことになるなんて。
しかもよく知りもしない男性と。
でも…もう戻れない。
あなた

ギュッ……

私は黒のパーカーのフードを深く被り、マスクをつけ、少しでも自分を守ったように自分自身に思わせた。
あなた

ピンポーン
ピンポーン

意外とチャイムが高いところにあり、背を伸ばしてなんとか押した。
はぁーい!
ガチャッと音がなり扉を勢いよく開け門をも乱暴に開き橙色の髪の男の人が出てきた
そう
あなた

男の……人……………

4年以上ぶりに実際に見る男の人は記憶よりももっと怖く感じられた。
ゴツゴツした手。
声は低く背も高い。
逃げようとしてもすぐ捕まえられてしまうような圧。
?どうしたん君。震えとるで…って!!
あなた

ッ…………

震えと恐怖に負け、私の意識は途切れた。
えぇっちょっなーくん!さとちゃん!
ドサッと私を抱え誰かを呼んでいる声が聞こえるような気がした―――·····





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ごめんなさい🙏今回は短いですがここで切ります💦
最近つくづく自分って語彙力と表現力がないなぁ……って痛感してます(´∇`)
もっともっと頑張ります💪🔥





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