炭治郎目線
疲れて足にうまく力が入らなくなってきた
頭がくらくらする
山をかなり登ったところで鱗滝さんが
くるりと振り向いた。
それだけ?
あっそうか!
この濃い霧で俺が迷うと思ってるんだ!
夜が明ける前に戻ればいいんだな。
簡単!!
俺は鼻が利く。
鱗滝さんの匂いはもう覚えた。
姿は見失っても道は間違えない!
_グンッ
_ビュンビュンッ、ガッ((石がぶつかた☆←
石が飛んでっ……!
その拍子に地面に手をつく。
_ズボッ
落とし穴!!
なるほど!!
仕掛けがあるわけだ
そういうことだ!!
_ぐっ
あっ
しまったまた…!!
_ドンッ
背中に痛みを感じる。
丸太が背中に激突したのだ。
途端に俺は焦りだす。
まずいまずいまずい!!
この調子で罠にかかっていたら朝までに山を下れないぞ!
それにこの山!!
この山は空気が薄いんだ!!
だからこんなに息が苦しくてくらくらする
戻れるだろうか、
失神するかも…………
いや戻るんだ!!
_ガタッ、ドンッ、ガタッ
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作者コメ
お久しぶりでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇす!
昼食はラーメン!美味しいよ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。