炭治郎目線
腕が、足が、
千切れそうなほど。
肺が、心臓が、
破れそうなほど。
刀を振った。
それでも錆兎には勝てなかった。
_半年経つまでは。
その日俺が挑みに行くと錆兎は、
真剣を持っていて。
真正面からの勝負は単純だ。
より強く。より早い方が勝つ。
一瞬で勝負は決まった。
この日、この瞬間。
初めて俺の刃が先に錆兎に届いた。
_パカッ
錆兎の面が縦に割れた。
俺が勝った時
錆兎は笑った。
泣きそうな、嬉しそうな、
安心したような笑顔だった。
気づくと錆兎は消えていて、
錆兎の面を斬ったはずの俺の刀は
岩を斬っていた。
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〖作 者 の 言 い 訳〗
どもっす!
いやぁ……炭治郎目線、長ぇ((殴
とゆわけで割愛します💓💓💓💓((((((((
ご、ごめんなさい!
でもこうしないとなかなか先に進まないんです💦
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。