第13話

髙地優吾 × ジェシー ⑤
2,725
2020/07/07 14:21
えっ 今俺 頷いた ?? 

ここで 気づく。

俺は ジェシーのことが 好きだってこと。

昔っから 一緒で 仲良くて...。

1番落ち着く人 うるさいけど

落ち着く。 いやぁ

『 北斗かな🤔 』

て ふと 考えてたことが 声に出たみたいで

ジェシーが くるっと こっちを 見た

『 ?? 』

「 北斗? 」

『 ん? 』

「 え、 いま こーち そう言ったよ 」

『 えっ、声に出た 』

「 北斗って なに? 」

『 ううん。』

「 あ、 そう ... 」

諦めが今日は早いなぁ。

... ... ... ジェシーに...告白しようかな。































告白を 考えて 30分。

なんか しなくてもな って 思ってるんだよね

言えないし。

恥ずかしいし。

難しいし。

色々 考えてるうちに 言わなくても いいや っていう

選択肢が 1つ 増えた。

でもな... って いう 選択肢も 増えた。

「 こ ぉ ち ぃ 〜 」

って 奥から 聞こえた。

いつも 通りだ。

『 なに ー? 』

ジェシー の元へ 行くと...

「 髙地 、 俺に 依存 してくれませんか? 」

と 真面目な 顔で 言ってきた。

え??

い ぞ ん ??

いぞん という 単語が 頭の中で 駆け巡る

依存 いぞん イゾン izon

『 え 』

「 さっきも 言っただろ? 髙地と 樹と大我 みたいな 関係に なりたいって 」

『 う、うん 』

「 だから。また 告白 しちゃった 」

『 うん 』

「 髙地は ー ... 俺の事 ... そういう風に み...てる? 」

少し 黙って から

『 好きだ... バカ///』

と 小声で 伝える

「 えっ ? 」

『 俺もッ... すき ... 』

また 最後の 2文字だけ 小さくなる 恥ずかしい。

「 ありがとう 」



ふと 顔を上げると

ジェシーと 目が合う

ふいに プイッと そらす

「 こうt... 優吾 」

『 ん 』

「 こっち 見て? 」

『 ん? 』

ジェシーの方に 顔を 向けると...

チュッ

不意打ちキスが 落ちてきた

それも 長いの。

恥ずかしくて 目も閉じれないし 目をどこに と

焦るばかり

そして キスは 止まらない___。

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