あの変な ドキドキから 数分経った
今でも 同じ場所 にいる 。
え 、 ジェシー 俺に 壁ドン した 。
なんの 意味が あって??
てか、 なにこの ドキドキ !!
は!? もう!!
思いっきり言ってやろう! そう 心に決めた 。
『ジェシー! どこ? ジェシー!』
「は〜い?」
『は〜い? じゃない! さっきの 壁ドンは なに!!』
すると、 数秒 黙り…
「髙地が 好きだから 。」
……… は??
『は?』
「いや、 そのまんま 笑笑」
って声高らかに笑う 。
『わかんない。』
「きょも と 樹 みたいに なりたい 。」
小さく呟いた 。
『え??』
「ねぇ、 俺の事 好きになって?」
真剣な顔で 俺に 訴えてるようにみえる
『いやっ え?』
「だめ?」
って言いながら 少しずつ 近づいてくる
『なに 近づいてんだよ! だめ? じゃない。 やだよ。』
って 少し 強く 言い放った
『あっ、 ごめん』
って言いかけた時に
優しく包み込むように 抱きしめられた
『ジェシー?』
「こーちが 嫌なら 俺諦めるよ 。 好きな人が 悲しんでるところは 見たくないから。」
と言うと、俺から離れて 俺に背を向けて 部屋に戻ろうとした。
そこで なぜか 体が勝手に動いてて
ジェシーの 腕を引っ張っていた 。
『待って』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!