彰吾side
今日は俺の誕生日。
10月6日。
昂秀の時みたいにみんな忘れてたふりなんてしないでちゃんと祝ってくれた。←
やっぱサイコパスって効果的?←
残念ながらあなたからは手紙じゃなくて香水。
最近CanCamの専属モデルを務めてるらしく、忙しいあなた。
そのせいで手紙は書けなかったんだって。
時間あったら書きますねって言ってくれた。
相変わらず俺が喜んでることに嬉しがってるはずなのに隠すよなあ…
ツンデレなところは変わらない。
その響きはあなたにとっては良くないらしく、少し顔が険しくなった。
俺的には嬉しいんだけどね。
まだあなたとファンの方からコンビ名を付けられてるのは、俺と壱馬と樹くらい。
だからなんか特別感があって嬉しいんだ。
認めざるおえないもんねえ…
1回俺見ちゃったもんね。
まだシェアハウスしてた頃、昂秀がドアに指挟んでいたそうにしてたのを笑ってみてたあなた。
龍は助けてたのにあなたは笑ってるだけだからサイコパスだこの子って思った。
まあその後ちゃんと助けてたけどね。
昂秀が今のあなたのサイコパス度を話そうとしたとき、あなたは焦って昂秀の口を塞いだ。
そう言いながらニコッと笑ったあなた。
そーいうとこよ、お嬢さん。
まあ、俺は口出さないでみてるけど。
ちょっと天然交ざってるあなたは気づかないまま昂秀にお説教。
それは割と可愛いものかと思ったら結構がちで怖かった。
まあ、今日もサイコパスコンビの相方はサイコパスしてますよ。
ほら、今もしてる。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!