昂秀side
真南さんの件が収まり、またRAMPAGEに平和が戻ってきました!
あなたさんもいつものように壱馬さんの隣にいて。
壱馬さんも干からびることはなく、常にオアシスで!←
そして今日は、あなたさんのお兄さんに会う日…
確かヘアメイクをやってる方だったよね…
あなたさんがそう言うと、緊張感が漂った。
壱馬さんは1度あったことがあるからリラックスしてるけど…
ドアが開いた瞬間みんな、緊張がMAXになったと思う。
そう言い、お辞儀をしたお兄さん。
ニコッと笑った笑顔は、時にあなたさんが見せる笑顔にそっくりで。
優しそうに笑う人だな…
海翔さんの隣で携帯をいじってるあなたさん。
こんな人の、お兄さん…?
いやあ…遺伝子ってものはわからないねえ…←
優しく北人さんに告げた海翔さん。
素敵な人だなあ…
そう思いながら見てると、隣にいたあなたさんに肘打ちされた。
あなたさんはそのままヘッドフォンをして、自分の世界へ。
そのまま俺たちは海翔さんからあなたさんの話を聞く。
楓雅くん可哀想に…
でもあなたさんならやりかねない。
そのまま話し続けた海翔さん。
あなたさんは昔からできる子だったんだ…
さすがだな…
さっきまで音楽を聴いてたあなたさんは机に突っ伏して寝ていた。
ああ…いいお兄さんだ…
海翔さんは眠ってるあなたさんの近くに向かった。
あなたさんの頭をポンッと叩くと、あなたさんはすぐに起きた。
寝起きの悪いあなたさんが…起きた?
アイスと言ったまま眠りについたあなたさん。
海翔さんはあなたさんの頭をクシャッと撫でてから、帰っていった。
めちゃくちゃかっこいいお兄さんだったな…
ていうかあなたさん、楓雅くんのこと"ふう"って…
可愛い!!←
あなたさんが起きた途端、携帯がなった。
あなたさんの携帯だ。
あなたさんに手渡すと、あなたさんはすぐに出た。
切れたのか、耳から携帯を外したあなたさん。
顔が呆然としていて。
楓雅くん、なんかあったのかな…?
人生で1番あなたさんの目覚めがいい日でした。←
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。