ジェシー「あなたはよ来いよー!」
あなた「待ってよ!ちょっと髪が決まらなくて」
ジェシー「貸してみ!」
コテをジェシーに渡す
ジェシー「はい!できた!」
あなた「ありがとう!」
ジェシーは幼馴染で隣に住んでて同じ高校に通っている
高校生になった今でも、髪だったり服だったり、直してもらうことが多い
だから、ジェシーにとっては妹的存在だろうな〜
私は、昔から片思い中だけど
ジェシー「あなたのせいでギリギリ!」
あなた「ごめん🙇じゃあ帰りになんか奢るよ!」
ジェシー「やったー!絶対だからな!」
あなた「うん!わかったわかった!」
キーンコンカーンコーン
ジェシー「じゃあな!」
放課後
クラスメイト男子「あなた〜」
あなた「なに〜?」
クラスメイト男子「ここの問題だけ教えてくれん?」
あなた「いいよー!ここはこうして…」
クラスメイト男子「おー!ありがとうな!」
あなた「じゃーね!」
ガラガラ🚪
あなた「ジェシーいたの!言ってよぉ!」
ジェシー「…」
あなた「ジェシー?」
いつものような笑顔は消え、怒りが顔に出ていた
ただただ私の前を歩き続けていた
あなた「なんかした?ちゃんと奢るよ!何が食べたい?」
ジェシー「…じゃあなんで俺以外の男と話してたの?」
怒ったように聞いてきた
あなた「勉強教えていただけだよ!」
後ろをふりかえり、抱きしめる
ジェシー「俺あなたのことずっと前から好きなんだ!だからあなたが男といるの見るの嫌」
あなた「私もジェシーのこと好きだよ!」
ジェシー「よかった〜じゃ!今日遅れたことと俺にヤキモチ妬かせた罰として、タピオカ奢れよ!」
あなた「タピオカでいいの!?私の奢りだけど笑」
ジェシー「だってあなた好きだろ?」
あなた「うん!」
結局、タピオカはジェシーが奢ってくれました!
❦ℯꫛᎴ❧
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!