朝から楽しい(?)時間を過ごせば、もうすぐ大体の人が登校する時間になっていた。
🐭「んじゃ、俺は今から大事な仕事があるんで笑笑」
なんて 手をひらひらとさせながら教室を出る先生。
『が、頑張って……ください……』
なんて勇気を振り絞って言ってみれば
くすっと笑われて
🐭「言われなくても笑笑」
そう言って行ってしまった。
『………………』
🌸「あ、あなたちゃん!!」
時計を確認すれば
もうみんなが登校してくる時間を指していた。
『あぁ、そよんちゃん。おはよう😊』
そう言って 無理矢理にでも にこっと笑ってみた。
🌸「最近あなたちゃん、どう?」
『………どうって?』
🌸「勉強!!笑笑」
『ん〜……元々が全然勉強できないからさ笑笑』
🌸「そっか笑笑 まぁ、そろそろテスト期間だからお互い頑張ろうね!!」
『うん笑笑』
そう言って 2人で笑ってたけど
きっと私は
ほんとに笑ってはいないんだろうな.
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。